titleimage

第39期 知的財産戦略交流会議

開催にあたって

グローバル化による経済不安の常態化、地球規模での資源・環境問題と災害不安、翻って我が国では、先例を見ない少子高齢化社会を迎え、社会的にも経済的にも、歴史的なパラダイムチェンジの時代を迎えているのだと思います。

かかる社会・経済環境において、課題山積の経営・事業の舵取りに、知財を通じていかに貢献できるか、様々な変化が知財の役割をどう変えるのか、また、IoT、ビッグデータ、AIなど第4次産業革命に向けた動きもあり、新たな課題に対応するため、今まさにビジョンと戦略の再構築が求められているのだと思います。

今期は以上のような問題意識に基づき、「経営・事業に真に貢献する知財」「グループ・グローバルにおける知財活動」「強い人材の育成」といった切り口から、切磋琢磨、従来にも増して議論を深めてまいりたいと存じます。

当会議は、立場を同じくする企業の知財担当部門長が一堂に会し、メンバー間の信頼と協力関係を基盤に、業種・規模・企業特性などを越え、固定概念にとらわれない新しい発想からの“互学互習”による議論と交流を行い、その成果を自社の取り組みに反映する相互啓発・意見交換・共同研究の場として、過去30年余にわたって継続的な活動を進めてまいりました。

このたび、新たに第39期一年間の活動をスタートするにあたり、本趣旨にご賛同いただく熱意ある方々のご参加を、切にお願い申し上げる次第です。

開催日程

2018年3月~2019年2月(原則として、毎月以下日程の13:30~17:00に都内会議室にて開催)

第1回 3月28日(水) 第7回 9月20日(木)
第2回 4月26日(木) 第8回 10月19日(金)~20日(土) ※ 合宿
第3回 5月18日(金)~19日(土) ※ 合宿 第9回 11月15日(木)
第4回 6月15日(金) 第10回 12月6日(木)
第5回 7月20日(金) 第11回 1月17日(木)
第6回 8月23日(木) 第12回 2月14日(木)

運営要領

基本理念

本交流会議の参加メンバーは、ギブ・アンド・テークをモットーとし、また守秘義務を遵守しながら、主体的に研究活動の成果向上に努める。

テーマの決定

メンバーの意見を反映し、最も関心のあるテーマを幹事・事務局で協議の上、適宜設定する。

例会の進行(毎月の例会の進め方)

(1)年間5~6テーマ(1テーマ原則2カ月(2例会))をめどに研究討議を行う。
(2)各テーマについて、ゲスト講演もしくはメンバー発表(1~2名)をいただく。
(3)メンバー各社・各自の取り組みや考えを全員で交換し合い、グループに分かれて意見交換を進める。
(4)全体討議を通じて、全員で成果を共有する。

運営のスタイル

メンバーの希望によっては、
 (1)実際の判例をもとにしたケーススタディー
 (2)自社の知的財産部門にとって新しく体験したことの紹介
 (3)研究所・工場の見学
などを行う。

合宿研究会

研究の掘り下げならびにメンバー間の親睦を図るために、年間2回郊外で合宿研究会を行う。

守秘義務の遵守

当会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底する。

参加対象

知的財産部門長またはそれに次ぐ方、研究開発部門長・研究所長またはそれに次ぐ方で、相互啓発に積極的に参加いただける方。
※コンサルティング会社等の方のご参加は、ご遠慮いただいております。

幹事体制:(順不同、敬称略)

三菱重工業(株) 技術統括本部 知的財産部長
日本特殊陶業(株) 技術開発本部 知的財産部長
東洋紡(株) 知的財産総括室 知的財産企画管理部長
ナブテスコ(株) 技術本部 知的財産部長 兼 ナブテスコR&Dセンター長
富士フイルム(株) 執行役員 知的財産本部長
味の素 (株) 理事 知的財産部長

前期参加企業:(社名50音順、87社から参加)

旭化成/旭硝子/アサヒグループホールディングス/味の素/アズビル
出光興産/宇部興産/NTTドコモ/荏原製作所/大阪ガス/花王
東芝/カネカ/川崎重工業/キヤノン/キユーピー/京セラ/協立化学産業
キリン/クラレ/栗田工業/グローリー/KDDI/小糸製作所
神戸製鋼所/サミー/SANKYO/JSR/資生堂/ジヤトコ/昭和電工
信越化学工業/新日鉄住金化学/スズキ/SUBARU/住友大阪セメント
住友重機械工業/住友ベークライト/住友理工/積水化学工業/セントラル硝子
ダイセル/太平洋セメント/太陽誘電/中部電力/椿本チエイン/DIC
帝人/東京エレクトロン/東京応化工業/TOTO/東洋紡/豊田合成
豊田自動織機/ナブテスコ/ニチレイ/日産化学工業/日産自動車/日清オイリオグループ
日東電工/日本ガイシ/日本触媒/日本電信電話/日本特殊陶業
パナソニックIPマネジメント/バンドー化学/日立化成/日立製作所/日立造船
フジクラ/富士電機/富士フイルム/ブラザー工業/ブリヂストン/ポリプラスチックス
三井化学/三井造船/三菱ケミカル/三菱ガス化学/三菱重工業/三菱電機
村田製作所/明電舎/横河電機/ライオン/リコー/ロート製薬

研究テーマ

1.知財を通じた経営・事業貢献
□ 企業理念、長期ビジョンと知財
□ 経営、事業・R&D戦略との整合と三位一体による活動の推進
□ 知財ポートフォリオ管理
□ 経営情報としての「知財情報」と情報発信、コミュニケーション
□ ビジネスモデルの転換・イノベーション創出と知財
(R&D段階(イノベーション創出・源流マーケティング)での知財情報の活用等含む)
□ 事業再編、アライアンス、M&Aと知財
□知財経営戦略におけるIPランドスケープ

2.グローバル化と知財戦略
□ 新興国における知財戦略・活動
(R&Dの現地化への対応、新興国進出時の情報収集、リバースイノベーション戦略と知財等含む)
□ グローバル知財管理・ガバナンスの確立
□「オープン&クローズ」の知財戦略、製造ノウハウのブラックボックス化

3.知財戦略と業務強化
□ 特許の質の向上、量の確保、強くて良い特許網の構築
□ 技術・ノウハウ、著作権などをいかに守るか
□ 知的財産権の評価と活用およびライセンス戦略と交渉
□ 知財情報調査力の強化
□ 知財経理マネジメント
□ ブランド、商標、意匠(知的資本戦略とマネジメント)
□ 外国出願の戦略、経費、事務所管理
□ 知財活動の業務改革とシステム化・効率化
□ R&D活動における知財戦略策定プロセス
□ アウトソーシング戦略(業務の見極めと専門家の選定)

4.リスクマネジメント
□ 知財リスクへの対応
□ パテントクリアランスの確保
□ 訴訟力強化、人材育成・体制強化
□ パテントトロール、知財流通化への対応
□ 内外国法改正へのフォローと対応

5.組織・人材
□ 強い人材の育成(発掘、評価、キャリアパス等含む)
□ 組織力の強化と知財、知財風土・文化の醸成、他部門との連携
□ グループ・グローバル全社最適な知財管理体制の構築
□ ダイバーシティ・マネジメント、ワークライフバランス、女性の活用
□ 知財リーダーの役割、キャリアパス
□ 知財部門の活性化とパフォーマンスの向上
□ 社員知財教育の推進

6.その他
□ 第4次産業革命に向けた知的財産戦略の変化(IoT、ビッグデータ、AIなど)

第1回例会:(基調講演・オリエンテーション・懇親会)

日 時 3月28日(水)13:00~17:00  ※懇親会 17:10~19:00
会 場 東京ガーデンパレス(東京・御茶ノ水)
内 容 「IoTが拓く知財のニューフロンティア」(仮題)
 ~コモディティ化市場において勝負するために知財をどう活用するか~
講演者 内田・鮫島法律事務所 代表パートナー 弁護士・弁理士 鮫島 正洋 

第2回例会:(特別講演・ディスカッション)

日 時 4月26日(木)13:30~17:00
会 場 アイビーホール(東京・御茶ノ水)
内 容 「次世代を支える知財活動」(仮題)
 ~今後、考えられる施策とその方向性について~
講演者 キヤノン株式会社 常務執行役員 知的財産法務本部長 長澤 健一 

前期活動経過

第1回 ■特別講演/オリエンテーション/懇親会
「IoTが拓く知財のニューフロンティア」~知財戦略は事業戦略に従う~
日立の知財活動の歴史/日立の事業戦略の変化と知財活動/IoT時代に求められる知財活動
※所属、役職は依頼時点   ㈱ 日立製作所 専門理事 知的財産本部長
第2回 ■ゲスト講演と意見交換
「第4次産業革命下における知財部門の役割とは」
第4次産業革命に臨んで/知財部門の役割の変化と今後の知財人材/
IoT、BD、AI時代の新知識創造企業
東京大学 政策ビジョン研究センター 教授
第3回 ■合宿研究会(レポートをもとにグループ討議/全体討議)
「経営・事業さらに知財をめぐる環境変化の動向と今年度の知財活動で特に力を入れたいこと」
1.事業領域・事業構造変革への対応:あるべき知財ポートフォリオの設定と整備/適切なリソース配分
2.知財教育と人材育成:知財のキャリアパス設計/管理職・知財幹部の育成/研究者への知財教育/
組織力の強化
3.グローバル化対応:集中管理か現地委任か/海外発明の情報共有/海外M&Aの体制整備/
外国出願増加への対応
第4回 ■メンバー発表と意見交換
「日立造船の知財活動」多種多様な製品群/ポートフォリオマネジメントの推進/
知財部門の人材育成、情報発信力強化など
日立造船㈱ 法務・知財部 知財グループ長
■ゲスト講演と意見交換
「Derwentと新しい技術の融合から見る特許情報の利用とその進化」
特許情報利用に関するマーケットニーズの変化/新しい技術(AI等)への期待とギャップ/
特許情報の利用とその進化
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン ㈱ IPソリューションズ シニアソリューションマネージャー
第5回 ■レポートをもとにグループ討議
「知財活動の業務改革とシステム化・効率化 及び アウトソーシング戦略(業務の見極めと専門家の選定」
事務所と知財部の役割分担/システム構築時の工夫/調査系業務のアウトソーシング/専門家の選定・評価の基準 など
第6回 ■メンバー発表と意見交換
「味の素㈱における知財管理と知財組織開発・人材育成」 大変革時代の知財部門の役割変化/
知財人材育成 など
味の素 ㈱ 理事 知的財産部長
「信越化学と知財管理」競争優位の源泉/強固な体質への変革/事業における特許の位置付け/
知財リテラシーの向上策など
信越化学工業 ㈱ 特許部 部長
第7回 ■メンバー発表と意見交換
「小糸製作所の知的財産活動」知的管理の見える化/組織体制・育成の見直し/守りの特許から攻めの特許への意識改革 など
㈱ 小糸製作所 知的財産部 部長
「KDDIの知的財産活動」 事業戦略と知財活動/知財意識の向上、人材育成/第4次産業革命に向けた課題と取組 など
KDDI ㈱ 知的財産室長
第8回 ■合宿研究会(レポートをもとにグループ討議/全体討議)
(1)「強い人材の育成(発掘、評価、キャリアパス等含めて)」
(2)「知財部門の活性化とパフォーマンスの向上」
ローテーションの考え方/知財部員の評価方法/次期管理職育成/変革に対する意識改革/知財人材のグローバル化など
第9回 ■工場見学/講演と議論/有志懇親会
「ダイキン工業テクノロジーイノベーションセンター見学会」
「ダイキン工業におけるグローバル知財強化の取り組み」
ダイキン工業 ㈱ 法務・コンプライアンス・知財センター 知的財産グループ長 部長
第10回 ■ゲスト講演と意見交換
「中国企業の知財戦略と日本企業の対応策 ① 」 ※中国からゲストを招いて講演
林達劉グループ 弁護士・弁理士(3名)
第11回 ■ゲスト講演と意見交換
「中国企業の知財戦略と日本企業の対応策 ② 」  ※中国からゲストを招いて講演
林達劉グループ 共同経営者 弁護士・弁理士(2名)
第12回 ■レポートをもとにグループ討議
「経営情報としての『知財情報』と情報発信、コミュニケーション」
経営層、事業部門、技術部門それぞれが必要とする知財情報とは/情報発信の仕組み、伝え方/
IPランドスケープ活動など

入会要領および参加費

申込方法

以下「参加申込フォーム」より、必要事項をご記入の上お申し込みください。
折り返し、例会案内ならびに請求書を送らせていただきます。

申込先

一般社団法人企業研究会  担当: 横谷 / 池田
〒102‐0083 東京都千代田区麹町5-7-2-2F
TEL:03-5215-3515
FAX:03-5215-0951~2
*1:もう少し詳しい案内もございます。お気軽にお問い合わせください。
*2:会員企業のご確認につきましては、当会HPの〔会員一覧〕をご参照ください。

参加費

正会員: 本体価格250,000円+消費税
一 般: 本体価格280,000円+消費税
・費用は1名分です。ただし、合宿研究会、その他の特別会合は別途実費ご負担いただきます。
・お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらご事情お気軽にご相談ください。

第39期
参加申込フォーム