技術経営1

第41期 新しい技術経営を考える会

開催にあたって

グローバル化による経済不安連鎖の常態化、地球規模の災害・環境不安、翻って、少子高齢化・財政赤字など課題先進国として難問山積の我が国において、技術経営の舵取りは決して容易ならざることと存じます。

一方で、AI、IoT、BD等、技術の飛躍的進展による社会的大変革期を迎え、本当は新しい時代に合った新しい事業の種まきと育成が、まさに肝要であるかと存じます。

今期は、「新たな顧客価値を創造するR&D」という原点を見据え、先の見えない時代を切り拓くしたたかで軸のぶれない、一方で変えるべきところは迅速に変化し続ける、不易流行の技術経営について、さらに議論と研鑽を深めて参りたいと存じます。

当会議は、立場を同じくする企業の研究・技術開発担当役員・部門長が一堂に会し、業種・規模・企業特性などを越えたメンバー間の信頼と協力関係を基盤に、これまでの固定概念にとらわれない新しい発想からの議論と交流をはかり、もってその成果を自社の取り組みに反映する、かけがえのない相互啓発・意見交換・共同研究の場として、過去40年にわたって継続的な活動を進めてまいりました。

このたび、新たに第41期一年間の活動をスタートするにあたり、本趣旨にご賛同いただく熱意ある方々のご参加を、切にお願い申し上げる次第です。

開催日程

2019年1月~12月(原則として毎月火曜日17:00~20:00に都内会議室にて開催)

第1回 1月22日(火) 第7回 7月(見学会予定)
第2回 2月28日(木) 第8回 8月6日(火)
第3回 3月7日(木) 第9回 9月上中旬(合宿)
第4回 4月19~20日(合宿) 第10回 10月8日(火)
第5回 5月14日(火) 第11回 11月12日(火)
第6回 6月11日(火) 第12回 12月10日(火)

運営要領

基本理念

本会の参加メンバーは、ギブ・アンド・テークをモットーとし、また守秘義務を遵守しながら、主体的に研究活動の成果向上に努める。

テーマの決定

メンバーの意見を反映し、最も関心のあるテーマを幹事・事務局で協議の上決定する。

ディスカッション

本会の運営は、識見豊かなメンバー相互の意見交換を主体とし、ギブ・アンド・テークの協力関係を基調とする。またテーマによっては、少人数でグループ討議を行い、議論の掘り下げを行う。

ゲストの招聘

必要に応じて、最適なゲストを招聘し、講演と懇談を行う。

現地訪問

メンバー企業の研究所・工場、また、公的研究機関等を訪問しての見学と懇談を適宜行う。

合宿研究会

研究の掘り下げならびにメンバー間の親睦を図るために、適宜合宿研究会を開催する。(有志ゴルフコンペ、テニス等の懇親会を併せて適宜開催する)

守秘義務の遵守

当会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底する。

参加対象

企業の研究・技術開発部門、研究所、事業部・カンパニーで研究・技術開発を担当される、役員・最高幹部またはそれに次ぐ方で、相互啓発に積極的に参加いただける方。

参加企業/幹事体制 (順不同、敬称略)

【運営幹事/研究協力委員】

アルプス電気(株) 常務取締役技術本部長
(株)東芝 執行役専務技術・生産統括部研究開発本部担当
富士フイルム(株) R&D統括本部先進コア技術研究所長兼経営企画本部イノベーション戦略企画部長
(株)フジクラ 専務取締役
古河電気工業(株) 執行役員常務研究開発本部長
日産化学工業(株) 執行役員物質科学研究所長
富士電機(株) 執行役員技術開発本部長
アキ・インターナショナル 代表(元 富士ゼロックス(株)常務取締役)
日本電気(株) 取締役執行役員常務兼CTO

【前期参加企業】

アルプス電気 / 東芝
富士フイルム / フジクラ
古河電気工業 / 日産化学
アキ・インターナショナル / 日本電気
花王 / 資生堂
積水化学工業 / ナミックス
ニチレイ / 富士ゼロックス
オリンパス / アズビル
テルモ / デンカ
日本電気 / 千代田システムテクノロジーズ
ヤマハ発動機 / 日本触媒
アサヒグループホールディングス / エーザイ
カネカ / 清木研究所
旭化成 / 村田製作所
三井化学 / 日本山村硝子
戸上電機製作所 / 豊田合成
電気興業 / ジェイテクト
理想科学工業 / 富士電機
帝人 / キリンホールディングス
出光興産 / 日本ゼオン
ブリヂストン / 日立造船
日本軽金属 / シチズン時計
京セラ / THK
ナブテスコ / ライオン
日本特殊陶業 / ファンケル
古河電気工業 / 古河機械金属
フジクラ / 日本製鋼所
東急建設 / 大阪ガス
ポーラ化成工業 / 東京ガス
ADEKA / 出光興産

研究テーマ

1.AI、IoT、インダストリー4.0、社会大変革期のR&D戦略
・経営理念・ビジョンとR&D戦略・技術ロードマップの整合
・モノからコトへ、ソリューションビジネス、システム思考の技術開発への転換
・競争力の源泉としての “コア技術” の確立と重点事業領域の見極め
・技術をコアにした新しいビジネスモデルの構築、コンセプトデザイン、知財戦略
・R&Dグローバル化の戦略と研究所の現地化(新興国市場対応、リバースイノベーションなど含めて)
・事業・ビジネスモデルを意識したR&Dと出口戦略
・何を提供するかからスタートする技術後追いの事業アプローチ
・オープンイノベーション、CVC、VCと新たな技術・知財戦略

2.イノベーション創出のための仕組みとマネジメント
・新分野探索、未来への種まきの仕組みとマネジメント
・R&Dの見える化と管理のブラッシュアップ
・テーマ(企画、推進、評価、撤退)マネジメント
・ニーズとシーズのマッチング、マーケティング
・R&D成果の事業化の仕組みとマネジメント
・協創、創発、オープン化、ネットワーク化の仕組みとマネジメント
・R&D活性化と生産性向上の仕組みとマネジメント
・事業のライフサイクルの見極めと次に繋げる仕込み・打ち手・成功体験の払拭

3.人、組織、風土とCTOの役割
・イノベーション人材、また、プロデューサー型人材の採用・発掘・育成・意識改革
・創造的風土・文化の醸成、改革
・未来予測、技術・事業の目利きとCTOとしての役割・戦略
・R&Dと事業・営業との連携、マーケティングの強化
・グローバル最適なR&D組織・体制(日本中心・自前主義脱却、マトリクス運営など)
・グローバル化・人材流動化時代のR&D人事(採用、育成、評価処遇など)
・ダイバーシティ・多様性の推進とマネジメント

4.トピックスその他
・環境・資源エネルギー分野あるいはグローバル(イスラエル、インド、ロシアなど)最新技術の動向
・国際標準化への取り組み
・先の見えない時代(シンギュラリティ、競争環境変化、自然災害、政治、金融、法改正など)の技術経営
・デザイン思考、感性、物語、また、リベラルアーツ、歴史、宗教など、技術以外のテーマ

オープニング例会

第1回例会:(特別講演Ⅰ/オリエンテーション)

特別講演 「三菱電機の研究開発戦略とマネジメント
1.社会課題を解決する研究開発
2.短期、中期、長期の研究開発をバランスよく推進
3.研究開発の枠組みとリソース配分
4.オープンイノベーション:特に国内大学・研究機関との連携強化
5.イノベーションを起こす風土づくり・人材育成
6.コンパクトを特徴とするAI技術 「Maisart」
三菱電機(株) 常務執行役開発本部長 藤田正弘 氏
日    時 1月22日(火)17:00~20:30
会    場 東京・アイビーホール

第2回例会:(特別講演Ⅱ/懇親会)

特別講演 「旭化成グループの新事業創出戦略
~グループ融合による更なる高度化と深化による新事業の創出~
 (仮)
1.これまでの旭化成の成長と新事業創出の過去の経緯
2.新事業創出の推進体制
3.新事業創出戦略
 ・R&Dを取り巻く環境変化と新事業創出の考え方
 ・コア技術の棚卸と強化策
 ・新しい芽の獲得
 ・グループ連携の強化・Connect
4.IT技術の事業への活用・開発の加速
5.事業創出のエッセンス  …など
旭化成(株) 代表取締役副社長執行役員 中尾正文 氏
日    時 2月28日(木)17:00~20:30
会    場 東京・アイビーホール

第3回例会:(ゲスト講演/意見交換)

ゲスト講演 「模倣によるイノベーション
~モノづくりからコトづくりへの発想法~
」                    
1.デザイン思考とビジネスモデル
2.模倣は独創性の根源となりうる
3.イノベーションは模倣から生まれる
4.良い模倣と悪い模倣
5.模倣の力を引き出す3つの肝  …など
早稲田大学 商学学術院教授 井上達彦 氏
日    時 3月7日(木)17:00~20:00
会    場 東京・アイビーホール

前期研究経過

第1回 ■特別講演/オリエンテーション
「燃料電池自動車MIRAIの開発と水素社会の実現に向けて」
~EVよりも何が優位か?/MIRAIは“非欧米流”の開発方法が生んだ
 /「新しい価値」を「当たり前の価値」に~
トヨタ自動車(株) Mid-size Vehicle Company MS製品企画ZFチーフエンジニア
第2回 ■メンバー発表/懇親会
「イノベーションを興す~変化の激しい時代にCTOがなすべきこと~」
~IoT、BD、AIのもたらす社会・産業構造の転換
 /企業はこれからどのように変革し、新たな価値創出に貢献していくべきか?~
日本電気(株) 取締役執行役員常務兼CTO
第3回 ■ゲスト講演/ディスカッション
「人工知能はビジネスをどう変えるか~人の幸せのための人工知能に向けて~」
~加速度センサーで人間の「ハピネス(幸福感)」が計れる
 /あらゆるビジネスは「総AI(人工知能)化」していく等 ~
(株)日立製作所 研究開発グループ理事技師長兼人工知能ラボラトリ長
第4回(合宿) ■合宿研究会(グループ討議/全体討議)/懇親コンペ
「イノベーション人材、また、プロデューサー型人材の採用・発掘・育成・意識改革」
~年初テーマ・アンケートにて得票多数の当該テーマについて、コメント集と討議シートをもとにじっくりと議論を行う~
第5回 ■ゲスト講演/ディスカッション
「天才・異才を活かす 研究所の設立・経営と人財のマネジメント」
~世界一の研究所をつくる/時代の波に流されないしたたかな技術経営・大局観
 /「死の谷の克服」「オープンイノベーション」~
(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所 創設者
第6回〈見学) ■古河電気工業・日光事業所/メンバー発表と議論/懇親コンペ
「古河電工における技術経営の課題と取り組み(前編)」
古河電気工業(株) 執行役員常務研究開発本部長
第7回 ■当会「21世紀経営者フォーラム」との合同例会
「コマツにおけるIoTを活用したソリューションビジネスの展開」
~「SMART CONSUTORUCTION」お客様のオペレーション施工の見える化・最適化
 /「モノをつなぐ」から「コトをつなぐ」へ~
コマツ 執行役員スマートコンストラクション推進本部長
第8回(見学) ■東芝・府中事業所/メンバー発表と議論
「東芝グループの技術への取り組み」
(株)東芝 執行役専務技術・生産統括部研究開発本部担当
第9回(合宿) ■合宿研究会(グループ討議/全体討議)/懇親コンペ
(1)新分野探索、未来への種まきの仕組みとマネジメント
(2)R&Dの見える化と管理のブラッシュアップ
~年初テーマ・アンケートにて得票多数の当該テーマについて、コメント集と討議シートをもとにじっくりと議論を行う~
第10回 ■メンバー発表/ディスカッション
「ポーラ化成における技術経営の課題と取り組み」
ポーラ化成工業(株) 執行役員研究企画担当
「日本触媒における技術経営の課題と取り組み」
(株)日本触媒 事業創出本部副本部長チーフテクノロジーマネジャー
第11回 ■メンバー発表/ディスカッション
「THKにおける技術経営の課題と取り組み(前編)」
THK(株) 事業開発統括部統括部長
「古河電工における技術経営の課題と取り組み(後編)」
古河電気工業(株) 執行役員常務研究開発本部長
第12回 ■ゲスト講演/ディスカッション/懇親忘年会
「イノベーションがリードする『真』の成長戦略と技術人材マネジメント」
国立大学法人東京工業大学 特任教授

入会要領/参加費

申込方法

以下「参加申込フォーム」より、必要事項をご記入の上お申し込みください。
折り返し、例会案内ならびに請求書を送らせていただきます。

申込先

一般社団法人企業研究会  担当:池田朋之
〒102‐0083 東京都千代田区麹町5-7-2-2F
TEL:03-5215-3515
FAX:03-5215-0951
*1:もう少し詳しい案内もございます。お気軽にお問い合わせください。
*2:会員企業のご確認につきましては、当会HPの〔正会員一覧〕をご参照ください。

参加費

正会員: 本体価格270,000円+消費税
一般: 本体価格305,000円+消費税
・費用は1名分です。ただし、合宿研究会、その他の特別会合は別途実費ご負担いただきます。
・お支払い時期など、ご希望がございましたらご事情お気軽にご相談ください。

第41期
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