2022年7月29日(金)第13期スタート!
第13期 環境マネジメント交流会議
第13期のお申込みは→こちらからお願い致します。
開催にあたって
現在、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた動きが加速しています。これまでも地球規模での気候変動、温暖化などへの対応に関心が向けられ、世界中の企業でサステナビリティ:持続的成長に向け「地球環境を考慮した経営」が重視されてきましたが、日々進行する環境問題の解決に向け、今後はより積極的な取組みが求められます。本交流会議は、直面する環境マネジメントの問題・課題を異業種企業の環境部門の皆様が、各業種・各社・各位の視点からの知見交流・ケース交換の討議を通じて課題発見・課題解決への気付きと活力を共有していただくことを目的に開設され13期を迎えます。本交流会議の活動趣旨:「環境保全を通じた社会の持続的成長と経営への貢献策の共同考察」にご賛同いただける熱意ある環境マネジメント部門各位のご参加をお待ちしております。
2022年7月~2023年3月 (原則として、毎月以下日程の13:00~17:00にオンライン又は都内会議室にて開催)
*現在の状況を鑑み、安全な開催が可能となるまで原則『オンライン開催』といたします。
第1回 | 7月29日(金) | 第5回 | 11月18日(金) |
第2回 | 8月19日(金) | 第6回 | 12月16日(金) |
第3回 | 9月16日(金) | 第7回 | 2022年1月20日(金) |
第4回 | 10月14日(金) | 第8回 | 2月25日(金) |
第9回 | 3月17日(金) |
第13期プログラム
第1回例会:7月29日(金)13:00-17:00/オンライン(Zoom)
<講演とオリエンテーション、グループ討議(仮分科会)>
『花王の脱炭素経営』
花王株式会社 ESG活動推進部部長 柴田 学 氏
略歴 | 兵庫県生まれ。1988年花王株式会社入社。生産技術研究所、情報科学研究所、加工・プロセス開発研究所を経て、2006年環境・安全推進本部に異動。同本部課長を経て、2018年7月ESG部門創設に伴い異動し、2020年から現職。エネルギー・GHG管理、再生可能電力、プラスチック関連、水管理、LCA評価をはじめとする環境分野全般や人権を専門とし、社外講演も多数行っている。TCFDコンソーシアム企画委員会委員をはじめ複数の社外委員を務めている。 |
第2回例会:8月19日(金)13:00~17:00/オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『三菱ケミカルのグリーントランスフォーメーション実現に向けた取組みについて』
三菱ケミカル株式会社 グリーントランスフォーメーション推進本部長 馬渡 謙一郎 氏
略歴 | 1998年に三菱化学入社以来、主に石油化学分野を歩む。ポリエステル原料となる製品の販売や原料購買、ナフサ調達などを担当。2003年よりインド・コルカタにて国内向け営業マネジャーとして従事。2020年4月に現組織の前身であるサーキュラーエコミー推進部の発足メンバーとして組織立ち上げから参画、2021年4月より現職。 |
第3回例会:9月16日(金)13:00-17:00/オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『カーボンプライシングに関する国内外の動向とビジネスへの影響』(仮)
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
気候変動とエネルギー領域副ディレクター 髙橋 健太郎 氏
略歴 | 東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了(農学修士)。コンサルティング会社にて、地球温暖化対策支援・CDMプロジェクト開発に従事した後、2009年よりアジア太平洋地域の政府職員を対象にクリーン開発メカニズム(CDM)に関する能力開発事業を担当。現在、二国間クレジット制度のMRVプログラムの管理(JCMパートナー国17か国を担当)、パリ協定第6条、自主的オフセット・クレジット制度、排出量取引制度等の調査・研究に従事。2011年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)に参加し、REDD+・パリ協定第6条に関する交渉支援の経験を有する。その他、G7・G20気候変動関連会合の動向調査、また、世界銀行・アジア開発銀行の炭素市場に関する協力プログラムや日中韓カーボンプライシングフォーラム、UNFCCC事務局とのデータベース連携のフォーカルポイントを担当。2013-2015年まで日本大学文理学部にて非常勤講師として地球環境問題や気候変動に関する講義を実施。 |
第4回例会:10月14日(金)13:00-17:00/オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『CDP Aリスト企業 〜リーダーシップレベルに求められるもの』
CDP Worldwide Japan シニア・マネジャー 松川 恵美 氏
略歴 | 大学卒業後富士通入社、海外財務担当。同社退職後、外資コンサルティング会社ガートナー及びオリバーワイマングループで、金融とITに関する調査・コンサルティングに従事。2011年11月(株)グリッド&ファイナンス・アドバイザーズ設立、2017年より代表取締役社長。クリーンテック、 ESG投資、サステナビリティ戦略に関わるコンサルティングを、機関投資家および企業向けに提供。2013年〜14年GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人 )「スチュワードシップ責任及びESG投資のあり方についての調査研究業務」プリンシパル・コンサルタントとして参加。2017年10月環境省「環境報告ガイドライン及び環境会計ガイドライン改定に関する検討会」委員。2019年12月(一社)コレクティブ・アクション設立、代表理事 現職、(株)プロネクサス外部顧問 現職、2020年2月国際環境 NGO CDP Worldwide シニア・マネジャー 兼任 現職 |
第5回例会:11月18日(金)13:30-17:00/オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『アサヒグループの環境への取組みについて』
アサヒグループホールディングス株式会社
執行役員 Head of Sustainability, Executive Officer 近藤 佳代子 氏
略歴 | 1991年4月アサヒ飲料株式会社入社 横浜支社営業部、1997年4月本社市場開拓部、2004年10月調達部グループリーダー(2007年1月~2008年12月末 育児休暇取得)、2015年9月経営企画部副部長、2017年9月コーポレートコミュニケーション部部長、2019年4月アサヒグループホールディングス株式会社サステナビリティ部門ゼネラルマネージャー、2020年4月Senior Officer, Head of Sustainability、2022年3月Executive Officer, Head of Sustainability |
運営要綱
基本的すすめ方
〇研究・討議・運営方法は運営幹事の協力・アドバイスをいただき進めてまいります。
〇『問題意識交流シート』を活用してメンバーの抱える課題、問題、悩み、疑問などを 収集・抽出し、研究 課題の
集約・重点化に活用します。本シートはメンバー全体で 共有します。
〇集約・重点化された研究課題は、全体会のゲスト講演、企業ケース選定の際の 参考データ、後半の分科会の討議
論点などに反映します。
守秘義務の遵守
本交流会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底します。
参加対象
本社、事業所、工場の環境経営推進部門、環境保全・管理部門の方々で、本交流会議の主旨に賛同し、知見・情
報交流、相互啓発に積極的に参画いただける方。
実務家が企画・運営を主導する体制
本交流会議はテーマ企画・運営において、「実務家主導」にこだわりを持っています。環境マネジメントに携わる
実務家の方が運営を主導することにより、より実務課題の解決に直結した議論をすることができます。また、実務
家同士で同じ悩みを抱えているケースも多く、企業の規模や役職にとらわれずに本音の議論ができます。
幹事体制:(順不同)
【運営幹事】 ※本交流会議のテーマ企画・運営のサポートをいただきます。
AGC(株) 環境安全品質本部 環境安全部 環境チームリーダー
三井化学(株) ESG推進室 気候変動・プラスチック戦略グループ 主席部員
アズビル(株) 環境推進部 環境価値創造グループ マネージャー
※上記の皆さまの他、先期:第12期参加メンバーにご依頼中
【先期(第12期)参加企業】
※19社/30名(順不同):本社・事業所の環境経営推進・環境安全管理部門 などの部課長及びスタッフの方々
三井化学(株) ESG推進室
(株)カネカ 信頼の生産力センター 品質・地球環境センター 環境グループ
アズビル(株) 環境推進部
理想科学工業(株) 環境活動推進部
NHK 日本放送協会 総務局 総務部 環境経営タスクフォース
JSR(株) サステナビリティ推進部
グローリー(株)総務本部 総務統括部 総務部 総務・環境G
(株)竹中工務店 CSR推進部
パナソニック(株) 品質・環境本部 環境経営推進部
YKK(株) 環境・安全管理部
大日本印刷(株) サステナビリティ推進部
(株)ノーリツ 企画管理本部 コーポレートコミュニケーション部
伊藤忠エネクス(株) 経営企画部サステナビリティ推進室
三菱鉛筆(株) 環境推進室
AGC(株) 環境安全品質本部 環境安全部 環境チーム
東京ガス(株) サステナビリティ推進部
オムロン(株) グローバル人財総務本部
八千代エンジニヤリング(株) 事業開発本部
日本たばこ産業(株) サステナビリティマネジメント部
例会の構成
毎月の例会は、原則、前半が全体会(講演)、後半がテーマ別分科会(グループ 討議)の構成となります。
【気づきを得るための講演】 前半の全体会では、メンバーへの新しい気づきの提供、視野の拡大を目的に、
環境マネジメント関連のタイムリーな話題や、最新企業ケースを紹介いただける講師をお招きします。
研究テーマ
実務的な課題を解決する分科会
講演テーマを論点にメンバー各社・各自の問題意識、課題の交流、その後に希望テーマ別 分科会を編成し、
各課題への研究討議を進めます、活動成果は毎期の最終例会で報告し合い 共有します。
〇第12期での分科会テーマを含む、第13期分科会テーマ候補(キーワード)
■自社のカーボンニュートラルの取組み
■カーボンニュートラル実現に向けたロードマップ作成
■TCFD開示強化への対応
■カーボンプライシングへの対応
■スコープ3のCO2排出量削減への施策(サプライヤーの巻き込み方)
■SBT新基準(1.5℃基準)への対応
■循環型社会、サーキュラーエコノミーの将来
■自然資本に係る取組み(TNFD、水資源、IPBES、他)
■環境経営推進組織・体制のあるべき姿、他
〇第12期(2021年7月~2022年3月)参加メンバーの声(抜粋)
≪全体会について≫
・普段お話が聞けないようなスピーカーの方の講演を、毎回お聞きすることができました。
・タイムリーな(ホットな)話題についての講演もあり、大変参考になりました。
・他社事例の環境への取組みに関する最新情報を提供いただき、自社の取組みを考える上で参考になりました。
・各企業の担当の方々が、どのような視点で情報を得ようとしているのかが分かり、勉強になりました。
・世の中の動向、その中での企業の立ち位置、企業が取り組むべき事項など、社内での説明用に使用できるレベル
の資料をいただくことができ、理解が深まりました。
≪分科会について≫
・異なる業界の方と直接情報交換できる場は重要であり、提供される情報は大変参考になりました。
・共通の課題を複数の会社の方々と議論できる機会はなかなか無く、オンラインとはいえ貴重な時間でした。
・メンバーの皆さんの知識・経験や積極的な参加姿勢が大変勉強になりました。
・メンバーとのコミュニケーションも上手くできました。他のメンバーも優秀な方々で刺激になりました。
・業務に直結するテーマの分科会でしたので、とても有意義でした。
・今後対応が必要なテーマについて複数の視点から議論、まとめができたことは有意義でした。
・分科会の構成メンバー同士、今回ご一緒できたご縁で、今後も連絡を取り合うことができそうです。
・自然資本に関わる開示情報が少ない中、相互に調べたことを共有し、課題について議論ができて良かったです。
入会要領および参加費
申込方法
来期第13期のお申込みは→こちらからお願い致します。
※お申込みをいただいた方(含む体験参加の方)には、おって第1回例会のご案内と分科会編成用「アンケートフォーム」をメール送信いたします。ご記入後の返信をお願いいたします。
申込先
一般社団法人 企業研究会 担当:第3事業グループ:上島・早瀬
上島E-mail: kamijima@bri.or.jp
早瀬E-mail: hayakan@bri.or.jp
※お気軽にお問い合わせください。
参加費 正会員 220,000円 (本体:200,000円) 一 般 242,000円 (本体:220,000円)
- 上記費用にて1社より2名様(正・副メンバー)の参加が可能です。 ただし、合宿研究会、その他の特別会合は各位 別途ご参加費のご負担いただきます。
- お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。
FAQ
Q1 見学は可能でしょうか。
はい、可能です。期の途中、事前にご予約をいただければ、体験参加を承ります。
Q2 参加費の分割払いや支払い日の指定はできますか。
はい、できます。開催期間中にお支払いいただければ、ご指定の回数の分割払いや請求書の送付日の指定など、柔軟に対応させていただきます。
Q3 会期の途中から参加した場合の参加費はどうなりますか。
すでに終わった回数分を割引させていただきます。
Q4 環境経営部門の実務経験が浅いのですが、参加可能でしょうか。
参加可能です。実務経験豊富な実務家幹事・メンバーに運営のご支援をいただいておりますので、安心してご参加ください。
Q5 どのような役職の方が参加しているのでしょうか。
マネジャークラス(課長クラス)の方が中心となりますが、部長職の方から担当職の方まで様々なお役職の方にご参加いただいております。本交流会議では、企業規模や職位に関わらず等しい立場で議論をしていただいております。
Q6 どのくらいの年齢の方が参加しているのでしょうか。
参加時に年齢のお尋ねはしておりませんため正確には申し上げられませんが、20代後半から40代の方を中心に、20代~50代の方まで幅広くご参加いただいております。また多数の女性メンバーのご参加をいただいております。 まずは無料で体験参加ができますので、是非、お気軽にお越しいただければと存じます。 多くの実務家の方のご参加をお待ちしております。