第15期 環境マネジメント交流会議
*入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。
お申込はこちらからお願いいたします。
開催にあたって
2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた動きが加速しています。これまでも地球規模での気候変動、温暖化などへの対応に関心が向けられ、世界中の企業でサステナビリティ:持続的成長に向け「地球環境を考慮した経営」が重視されてきましたが、日々進行する環境問題の解決に向け、今後はより積極的な取組みが求められます。本交流会議は、直面する環境マネジメントの問題・課題を異業種企業の環境部門の皆様が、各業種・各社・各位の視点からの知見交流・ケース交換の討議を通じて課題発見・課題解決への気付きと活力を共有していただくことを目的に開設され15期を迎えます。本交流会議の活動趣旨:「環境保全を通じた社会の持続的成長と経営への貢献策の共同考察」にご賛同いただける熱意ある環境マネジメント部門各位のご参加をお待ちしております。
【会期:2024年7月~2025年3月 / 全9回】
*原則として、毎月1回13:00~17:00、「会場+オンライン(Zoom)」の併用開催。
(講師・その他の都合により日程、開催方式が変更になる場合があります。)
第1回 | 7月26日(金) | 第5回 | 11月15日(金) |
第2回 | 8月16日(金) | 第6回 | 12月13日(金) |
第3回 | 9月13日(金) | 第7回 | 2025年1月17日(金) |
第4回 | 10月18日・19日(金・土)見学&合宿 | 第8回 | 2月14日(金) |
第9回 | 3月14日(金) |
第14期プログラム
第1回例会:7月26日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)*例会終了後に名刺交換会を予定
<講演とオリエンテーション、グループ討議(仮分科会)>
『花王の生物多様性への取組み』
花王株式会社 ESG活動推進部長 高橋 正勝 氏
略歴 | 1991年大阪市立大学大学院理学研究科を修了し、花王株式会社入社。素材開発研究所、マテリアルサイエンス研究所で主に界面活性剤の開発に従事する。この間、触媒空気酸化反応技術を導入する為に大阪大学基礎工学部へ2年間留学し界面活性剤の新規製造に応用する。2015年欧州花王化学研究所に異動。同研究所長を経て2020年9月にESG活動推進部に異動し、2021年1月から現職。環境分野全般や人権など幅広くESG活動の推進に力を注いでいる。 |
第2回例会:8月16日(金)13:00~17:00/都内会場+オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『東レグループの環境への取組み』
東レ株式会社 経営企画室 主幹 サステナビリティイノベーション戦略グループ グループリーダー 梁井 秀規 氏
略歴 | 1994年東レ株式会社入社以降、機能性アクリル樹脂の研究・開発に従事、2008年自動車材料戦略推進室で自動車の電動化・軽量化など、環境関連事業拡大を推進、2014年地球環境事業戦略室にて再エネ・新エネ・資源循環関連事業の拡大推進、及び、長期ビジョンを策定、2022年地球環境事業戦略推進室 室長、2023年より経営企画室主幹・サステナビリティイノベーション戦略グループリーダーとして、サステナビリティへの取組み全般を担当、現在に至る。 |
第3回例会:9月13日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)
<講演とグループ討議(分科会)>
『サステナビリティ情報開示基準(CSRD、ISSBなど)における企業価値向上への備えと実践』
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
ESG・統合報告アドバイザリー ディレクター 中島 史博 氏
略歴 | 外資系大手コンサルティング会社、サステナビリティコンサルティング会社を経て現職。サステナビリティ経営や脱炭素戦略の策定、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)対応及び気候変動シナリオ分析などに従事。 |
第4回例会:10月18日・19日(金・土)/富山県:「YKK㈱ 黒部事業所」見学会(合宿研究会)
<「YKK㈱ 黒部事業所(富山県)」見学会・合宿研究会>
『YKKグループの環境経営の取組み』
YKK株式会社 環境・安全管理部 環境・エネルギー管理室 環境推進G グループ長 村重 誠吾 氏
*初日は「生物多様性のための30by30アライアンス」参画企業の同社施設(黒部市)の見学会、取組み紹介と意見交換会
を予定。見学後は、引き続き合宿研究会として現地(魚津市)でのメンバー交流、分科会などを予定しています。
運営要綱
基本的すすめ方
〇各例会の企画・運営は、運営幹事の協力・アドバイスをいただきながら進めてまいります。
〇アンケートを適宜実施し、メンバーの抱える課題、問題、悩み、疑問などを収集・抽出し、研究課題の集約・
重点化に活用するとともに、全体会の講師選定や分科会の討議論点などに反映します。
守秘義務の遵守
〇本交流会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底します。
参加対象
〇本社、事業所、工場の環境経営推進部門、環境保全・管理部門の方々で、本交流会議の主旨に賛同し、知見・
情報交流、相互啓発に積極的に参画いただける方。
実務家が企画・運営を主導する体制
本交流会議はテーマ企画・運営において、「実務家主導」にこだわりを持っています。環境マネジメントに携わる
実務家の方が運営を主導することにより、より実務課題の解決に直結した議論をすることができます。また、実務
家同士で同じ悩みを抱えているケースも多く、企業の規模や役職にとらわれずに本音の議論ができます。
メンバー構成:(順不同)
【運営幹事】 ※本交流会議のテーマ企画・運営のサポートをいただきます。
三井化学㈱ ESG推進室カーボンニュートラル戦略グループ主席部員
*上記の方に加え、前期(第14期)参加メンバーにもご依頼中
【前期(第14期)参加企業】
*16社/27名(社名50音順):本社・事業所の環境経営推進・環境安全管理部門 などの部課長及びスタッフの方々
アズビル㈱ 環境推進部環境価値創造グループ
AGC㈱ 環境安全品質本部環境安全部環境チーム
㈱ウェザーニューズ サステナビリティ推進Section
㈱オリエンタルランド サステナビリティ推進部
㈱カネカ 信頼の生産力センター品質・地球環境センター環境グループ
サカタインクス㈱ グループ経営企画本部ESG推進部
JSR㈱ サステナビリティ推進部
シチズン時計㈱ 環境マネジメント室
㈱竹中工務店 経営企画室CSR推進部
東急不動産ホールディングス㈱ グループサステナビリティ推進部
東京ガス㈱ サステナビリティ推進部
㈱ノーリツ 経営戦略統括本部コーポレートコミュニケーション部
パナソニックオペレーショナルエクセレンス㈱
品質・環境本部環境経営推進部グローバル環境推進課サーキュラーエコノミーユニット
三井化学㈱ ESG推進室カーボンニュートラル戦略グループ
理想科学工業㈱ 環境活動推進部
YKK㈱ 環境・安全管理部環境・エネルギー管理室環境推進G
例会の構成
毎月の例会は、原則、前半が全体会(講演)、後半がテーマ別分科会(グループ討議)の構成となります。
【気づきを得るための講演】 前半の全体会では、メンバーへの新しい気づきの提供、視野の拡大を目的に、
環境マネジメント関連のタイムリーな話題や、最新企業ケースを紹介いただける講師をお招きします。
研究テーマ
【実務的な課題を解決する分科会】
講演テーマを論点にメンバー各社・各自の問題意識、課題の交流、その後に希望テーマ別分科会を編成し、
各課題への研究討議を進めます、活動成果は毎期の最終例会で報告し合い共有します。
〇第15期分科会テーマ候補(キーワード)
□SBT取得
□TCFD開示対応(改訂_移行計画、指標目標、シナリオ分析及び財務影響、IFRS対応課題)
□カーボンニュートラル対応(削減策_ICP、クレジット、ロードマップ、目標(2030年、2050年))
□スコープ3算出
□PCF・削減貢献量
□サーキュラーエコノミー推進体制(意識改革と人材育成、事業との関連性、ビジネスモデル創出)
□プラスチック資源循環
□資源循環関連法規制動向と影響
□製品による環境訴求(環境配慮製品の定義、認定制度、エコデザイン推進、環境性能の評価・定量化方法)
□TNFD、SBTN対応 (自社事業のリスク、機会抽出 ロケーションリスク_水、生物多様性評価)
□TNFD、SBTN対応 (ガイダンスに沿った進め方の理解及び検討)
□自社の自然資本、生物多様性
□環境フットプリント、LCA
□非財務情報開示対応の進め方(進め方、役割、体制、スケジュール)
〇前期(14期)参加メンバーの声
≪全体会について≫
「環境分野の先進企業に講演いただき、知識を増やすことができました。」
「時流に即した事例が多く、参加していなければ知ることができない情報を得ることができました。」
「TNFDレポートを先行的に出されている企業のお話を聞くことができ、とても参考になりました。」
「(大規模ウェビナーなどとは異なり)講師に直接質問がしやすい環境も良かったです。」
「講演をきっかけに、講師企業と後日個別にコンタクトをとることができました。」
≪分科会について≫
「同様の悩みや課題を有する企業で同じテーマについて検討することは、意義深いと感じました。」
「テーマへの理解が深まると共に、業界の動向も知ることができ、大変勉強になりました。」
「自社だけでなく各社ともに悩んでいることが分かり、全員で分担してガイダンスを読み進めました。」
「今期勉強したテーマを、来期(15期)でも引き続き議論していきたいです。」
「サステナビリティ担当者同士なので、マーケティング的な要素もなく、本音が聞けました。」
「自社のTNFD対応を進めていく上で活かせる多くの知識を吸収できました。」
入会要領および参加費
申込方法
第15期のお申込みは→こちらからお願い致します。*入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。
※お申込みをいただいた方(含む体験参加の方)には、おって第1回例会の詳細プログラムと分科会編成用の
「アンケートフォーム」をメールでお送りしますので、ご記入後の返信をお願いいたします。
申込先
一般社団法人 企業研究会 担当:研究交流グループ:上島
上島E-mail: kamijima@bri.or.jp
※お気軽にお問い合わせください。
参加費 正会員 220,000円 (本体:200,000円) 一 般 242,000円 (本体:220,000円)
- 上記費用にて1社より2名様(正・副メンバー)の参加が可能です。 ただし、合宿研究会、その他の特別会合は、
参加費(各位)を別途ご負担いただきます。 - お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。
FAQ
Q1 見学は可能でしょうか。
はい、可能です。初回、期中を問わず、事前にご予約をいただければ、体験参加を承ります。
Q2 参加費の分割払いや支払い日の指定はできますか。
はい、できます。開催期間中にお支払いいただければ、ご指定の回数の分割払いや請求書の送付日の指定など、柔軟に対応させていただきます。
Q3 会期の途中から参加した場合の参加費はどうなりますか。
すでに終わった回数分を割引させていただきます。
Q4 環境経営部門の実務経験が浅いのですが、参加可能でしょうか。
参加可能です。実務経験豊富な実務家幹事・メンバーに運営のご支援をいただいておりますので、安心してご参加ください。