環境①

第14期 環境マネジメント交流会議

第14期は、2023年7月28日(金)スタートです。
*入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。
  お申込はこちらからお願いいたします。

開催にあたって

2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた動きが加速しています。これまでも地球規模での気候変動、温暖化などへの対応に関心が向けられ、世界中の企業でサステナビリティ:持続的成長に向け「地球環境を考慮した経営」が重視されてきましたが、日々進行する環境問題の解決に向け、今後はより積極的な取組みが求められます。本交流会議は、直面する環境マネジメントの問題・課題を異業種企業の環境部門の皆様が、各業種・各社・各位の視点からの知見交流・ケース交換の討議を通じて課題発見・課題解決への気付きと活力を共有していただくことを目的に開設され14期を迎えます。本交流会議の活動趣旨:「環境保全を通じた社会の持続的成長と経営への貢献策の共同考察」にご賛同いただける熱意ある環境マネジメント部門各位のご参加をお待ちしております。

【会期:2023年7月~2024年3月 / 全9回】
  *原則として、毎月1回13:00~17:00、「会場+オンライン(Zoom)」の併用開催。
   (講師・その他の都合により日程、開催方式が変更になる場合があります。)

第1回 7月28日(金) 第5回 11月17日(金)
第2回 8月18日(金) 第6回 12月15日(金)
第3回 9月15日(金) 第7回 2024年1月19日(金)
第4回 10月13日(金) 第8回 2月16日(金)
第9回 3月15日(金)

第14期プログラム

第1回例会:7月28日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)*例会終了後に名刺交換会を予定

<講演とオリエンテーション、グループ討議(仮分科会)>
『パナソニックグループの環境への取組みについて

  
    パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社
                                  品質・環境本部 環境経営推進部 課長 山内 政典 氏
                

略歴 1991年松下電子工業株式会社入社 照明事業本部 電極開発を担当、1997年環境保全部 環境業務を担当、2004年松下電器産業株式会社 照明社 環境技術グループ チームリーダーを担当、2019年パナソニック株式会社 品質・環境本部 環境経営推進部 ユニットリーダーを担当、2022年パナソニックオペレーショナルエクセレンス株式会社 品質・環境本部 環境経営推進部 課長を担当(現職)、現在、パナソニックグループの環境戦略検討、環境貢献の可視化、環境情報基盤の構築等に取り組んでいる。

第2回例会:8月18日(金)13:00~17:00/都内会場+オンライン(Zoom)

<講演とグループ討議(分科会)>
『持続可能なサーキュラー・エコノミーへの転換の必要性(プラスチックを中心に)』

    公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
     サーキュラー・エコノミーマネージャー 兼 プラスチック政策マネージャー 
三沢 行弘 氏

略歴 企業等で国内外の事業の企画・推進に携わった後にWWFジャパンに入局、人類と自然が共生する社会の実現に向けて活動している。プラスチック汚染解決の国際条約を野心的な内容で早期発足させることを目指す。また、政策決定者や企業に働きかけ、地球環境の限界内で資源循環し続ける、「持続可能なサーキュラー・エコノミー」への社会転換に取り組む。

第3回例会:9月15日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)

<講演とグループ討議(分科会)>
キリングループの統合的アプローチと自然資本への対応』

    キリンホールディングス株式会社
                                             CSV戦略部 シニアアドバイザー 藤原 啓一郎 氏

略歴 1983年大手機械メーカー 生産システム開発担当、1990年キリンビール㈱入社 生産システム・企画担当等、2003年物流部門企画担当、2006年社会環境室、2013年キリン㈱ 環境推進部、2019年キリンホールディングス㈱ CSV戦略部、2006年以降一貫してグループのESG対応、環境対応を担当。外部委員等/環境省:環境報告ガイドライン検討会委員(2017~2018年)、TCFDコンソーシアム:TCFD業種別ガイダンス検討委員(2020年)、農林水産省:食品産業とESG投資に関する検討会委員(2021年)、JNCCA:地球温暖化防止活動推進委員会委員(2020年~)、農林水産省:ESG情報開示と目標設定に関するガイダンス(2022年)、環境省:ネイチャーポジティブ経済検討会委員(2022年)

第4回例会:10月13日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)

<講演とグループ討議(分科会)>
『コニカミノルタにおける環境経営への取組み』

    コニカミノルタ株式会社 経営企画本部/経営企画部 環境グループ
               環境デジタルプラットフォーム推進グループ 課長 富田 康二 氏

 

運営要綱 

基本的すすめ方

〇研究・討議・運営方法は運営幹事の協力・アドバイスをいただき進めてまいります。
〇適宜アンケートを実施し、メンバーの抱える課題、問題、悩み、疑問などを 収集・抽出し、研究 課題の
   集約・重点化に活用します。
〇集約・重点化された研究課題は、全体会のゲスト講演、企業ケース選定の際の 参考データ、後半の分科会の討議
   論点などに反映します。

守秘義務の遵守

   本交流会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底します。

参加対象

   本社、事業所、工場の環境経営推進部門、環境保全・管理部門の方々で、本交流会議の主旨に賛同し、知見・情
   報交流、相互啓発に積極的に参画いただける方。

実務家が企画・運営を主導する体制

   本交流会議はテーマ企画・運営において、「実務家主導」にこだわりを持っています。環境マネジメントに携わる
   実務家の方が運営を主導することにより、より実務課題の解決に直結した議論をすることができます。また、実務
   家同士で同じ悩みを抱えているケースも多く、企業の規模や役職にとらわれずに本音の議論ができます。

幹事体制:(順不同)

【運営幹事】 ※本交流会議のテーマ企画・運営のサポートをいただきます。

   AGC(株)  環境安全品質本部 環境安全部 環境チームリーダー
   三井化学(株) ESG推進室  カーボンニュートラル戦略グループ 主席部員 
   アズビル(株) 環境推進部 環境価値創造グループ マネージャー
    ※上記の皆さまの他、先期:第13期参加メンバーにご依頼中

 【先期(第13期)参加企業】
    ※16社/28名(順不同):本社・事業所の環境経営推進・環境安全管理部門 などの部課長及びスタッフの方々

   オムロン(株) グローバル人財総務本部グローバルE&S統括部
   サカタインクス(株) グループ経営企画本部ESG推進部
  (株)竹中工務店 経営企画室CSR推進部
   東京ガス(株) サステナビリティ推進部
   三井化学(株) ESG推進室企画管理グループ
   YKK(株) 環境・安全管理部環境・エネルギー管理室環境推進G
   アズビル(株) 環境推進部環境価値創造グループ
   JSR(株) サステナビリティ推進部
   日本放送協会 総務局総務部
   (株)ノーリツ コーポレートコミュニケーション部
   理想科学工業(株) 環境活動推進部
   AGC(株) 環境安全品質本部環境安全部
   (株)カネカ 信頼の生産力センター品質・地球環境センター環境グループ
   大日本印刷(株) サステナビリティ推進部ビジネス企画推進グループ
   パナソニック(株)環境経営推進部環境企画課
   東急不動産ホールディングス(株) グループサステナビリティ推進部

例会の構成

   毎月の例会は、原則、前半が全体会(講演)、後半がテーマ別分科会(グループ 討議)の構成となります。
  【気づきを得るための講演】 前半の全体会では、メンバーへの新しい気づきの提供、視野の拡大を目的に、
   環境マネジメント関連のタイムリーな話題や、最新企業ケースを紹介いただける講師をお招きします。

研究テーマ

実務的な課題を解決する分科会

   講演テーマを論点にメンバー各社・各自の問題意識、課題の交流、その後に希望テーマ別 分科会を編成し、
   各課題への研究討議を進めます、活動成果は毎期の最終例会で報告し合い 共有します。

〇第14期分科会テーマ候補(キーワード)
   □SBT取得
   □TCFD開示対応(改訂_移行計画、指標目標、シナリオ分析及び財務影響、IFRS対応課題)
   □カーボンニュートラル対応(削減策_ICP、クレジット、ロードマップ、目標(2030年、2050年))
   □スコープ3算出
   □PCF・削減貢献量
   □サーキュラーエコノミー推進体制(意識改革と人材育成、事業との関連性、ビジネスモデル創出)
   □プラスチック資源循環
   □資源循環関連法規制動向と影響
   □製品による環境訴求(環境配慮製品の定義、認定制度、エコデザイン推進、環境性能の評価・定量化方法)
   □TNFD、SBTN対応 (自社事業のリスク、機会抽出 ロケーションリスク_水、生物多様性評価)
   □TNFD、SBTN対応 (ガイダンスに沿った進め方の理解及び検討)
   □自社の自然資本、生物多様性
   □環境フットプリント、LCA
   □非財務情報開示対応の進め方(進め方、役割、体制、スケジュール)

〇第13期(2022年7月~2023年3月)参加メンバーの声(抜粋)

≪全体会について≫
  ・環境分野の先進企業に講演いただき、知識を増やすことができました。
  ・通常では得られない踏み込んだ内容にまで触れることができ、大変有意義でした。
  ・タイムリーな講演テーマが多く、大変勉強になりました。
  ・程よい参加人数で、(大規模な講演会と比較して)講師に直接質問しやすい環境が良かったです。
  ・講演をきっかけに、講師企業と後日個別にコミュニケーションをとることができました。

≪分科会について≫
  ・分科会を通じ、気候変動に関する情報を収集することができました。
  ・他社の環境への取組みや課題を共有でき、有意義な時間を過ごすことができました。
  ・悩みや憂いを共有でき、その上で一歩踏み出していらっしゃるメンバー企業の事例は、
     今後の社内対応に向け大変参考になりました。
  ・自社の現在の取組みについて、相談に乗っていただくことができました。
  ・TNFD、SBTNを用いた企業の具体的な活動がイメージできたことが収穫です。

入会要領および参加費

申込方法

第14期のお申込みは→こちらからお願い致します。入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。

※お申込みをいただいた方(含む体験参加の方)には、おって第1回例会の詳細プログラムと分科会編成用の
  「アンケートフォーム」をメールでお送りしますので、ご記入後の返信をお願いいたします。

申込先

一般社団法人 企業研究会  担当:研究交流グループ:上島
上島E-mail: kamijima@bri.or.jp

※お気軽にお問い合わせください。

参加費 正会員 220,000円 (本体:200,000円) 一 般 242,000円 (本体:220,000円)

  • 上記費用にて1社より2名様(正・副メンバー)の参加が可能です。 ただし、合宿研究会、その他の特別会合は各位 別途ご参加費のご負担いただきます。
  • お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。

FAQ

Q1 見学は可能でしょうか。

はい、可能です。初回、期中を問わず、事前にご予約をいただければ、体験参加を承ります。

Q2 参加費の分割払いや支払い日の指定はできますか。

はい、できます。開催期間中にお支払いいただければ、ご指定の回数の分割払いや請求書の送付日の指定など、柔軟に対応させていただきます。

Q3 会期の途中から参加した場合の参加費はどうなりますか。

すでに終わった回数分を割引させていただきます。

Q4 環境経営部門の実務経験が浅いのですが、参加可能でしょうか。

参加可能です。実務経験豊富な実務家幹事・メンバーに運営のご支援をいただいておりますので、安心してご参加ください。

Q5 どのような役職の方が参加しているのでしょうか。

マネジャークラス(課長クラス)の方が中心となりますが、部長職の方から担当職の方まで様々なお役職の方にご参加いただいております。本交流会議では、企業規模や職位に関わらず等しい立場で議論をしていただいております。

Q6 どのくらいの年齢の方が参加しているのでしょうか。

参加時に年齢のお尋ねはしておりませんため正確には申し上げられませんが、20代後半から40代の方を中心に、20代~50代の方まで幅広くご参加いただいております。また多数の女性メンバーのご参加をいただいております。   まずは無料で体験参加ができますので、是非、お気軽にお越しいただければと存じます。 多くの実務家の方のご参加をお待ちしております。