第16期【2026年7月25日】開講
環境①

  第16期 環境マネジメント交流会議

*入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。
   お申込はこちらからお願いいたします。

開催にあたって

2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた動きが加速する中、あらゆる企業にとって、環境問題の解決に向けた更なる積極的な取組みが求められています。本交流会議は、直面する環境マネジメントの問題・課題を異業種企業の環境部門の皆様が、各業種・各社・各位の視点からの知見交流・ケース交換の討議を通じて課題発見・課題解決への気付きと活力を共有していただくことを目的に開設され16期を迎えました。本交流会議の活動趣旨:「環境保全を通じた社会の持続的成長と経営への貢献策の共同考察」にご賛同いただける熱意ある環境マネジメント部門各位のご参加をお待ちしております。

【会期:2025年7月~2026年3月 / 全9回】
  *原則として、毎月1回13:00~17:00、「会場+オンライン(Zoom)」の併用開催。
   (講師・その他の都合により日程、開催方式が変更になる場合があります。)

第1回 7月25日(金) 第6回 12月12日(金)
第2回 8月22日(金) 第7回 2026年1月16日(金)
第3回 9月19日(金) 第8回 2月13日(金)
第4回 10月17日(金)見学会 第9回 3月13日(金)
第5回 11月14日(金)

第16期プログラム

第1回例会:7月25日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)*例会終了後に名刺交換会を予定

<講演とオリエンテーション、グループ討議(仮分科会)>
「サントリーが取り組むサステナビリティ活動

  
 サントリーホールディングス株式会社   サステナビリティ経営推進本部
                                                                [環境課題]部長 
気候変動・循環経済統括 平野 隆之 氏                      
               

略歴 2001年サントリー入社。包材開発部門で角ハイボール缶やボトル缶コーヒーなど様々なプロジェクトを担当したのち、2015年から飲料工場製造マネージャーを歴任。2018年より、アメリカ ケンタッキー州にて海外赴任を経験し、バーボン製品などの品質改善やエンジニアリングに従事。2024年4月に日本に帰任し、現職。

第2回例会:8月22日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)

<講演とグループ討議(分科会)>
「積水化学グループの環境経営 ~自然資本へのリターンを指標として~

  積水化学工業株式会社 ESG経営推進部 環境経営グループ長 三浦 仁美 氏

略歴 1993年大阪大学理学部高分子学科卒、1995年理学研究科高分子学専攻博士前期課程修了。
95年より積水化学工業株式会社に入社。研究所を拠点とした耐火・断熱材料、圧電材料などのエネルギー制御材料の開発に従事しながら、工場での量産移管体制の構築やマーケティング、技術サービス等の実績を積む。2012年より本社における環境経営スタッフとして経営戦略の検討、社内施策の企画・展開を中心とした業務に携わる。2024年4月よりESG経営推進部環境経営グループ長に就任。現在、社内においては環境課題の長期ゴール実現に向けた次のステップを検討しながら、そのためにも不可欠なステークホルダーと連携した社会システムの移行に向けて各イニシアチブでの活動、国際会議における企業目線からのメッセージ発信にも注力している。

第3回例会:9月19日(金)13:00-17:00/都内会場+オンライン(Zoom)

<講演とグループ討議(分科会)>
サステナビリティ情報開示の最新動向と実務対応
                            ~SSBJ基準(確定版)を踏まえた開示準備のあり方を中心に~

  デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 マネージングディレクター 中島 史博 氏

略歴 外資系大手コンサルティング会社、サステナビリティコンサルティング会社を経て現職。サステナビリティ経営や、脱炭素戦略の策定、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)対応及び気候変動シナリオ分析などに従事。

第4回例会:10月17日(金)13:00-17:00/「アズビル㈱ 藤沢テクノセンター」見学会

<施設見学、取組み紹介とグループ討議(分科会)>
「azbilグループの環境への取組み」

  アズビル株式会社 環境推進部 環境マネジメントグループマネージャー 村田 裕也 氏
                                  環境推進部 環境価値創造グループマネージャー      藤田 真吾 氏

 

運営要綱 

基本的すすめ方

〇各例会の企画・運営は、運営幹事の協力・アドバイスをいただきながら進めてまいります。
〇アンケートを適宜実施し、メンバーの抱える課題、問題、悩み、疑問などを収集・抽出し、研究課題の集約・
   重点化に活用するとともに、全体会の講師選定や分科会の討議論点などに反映します。

守秘義務の遵守

〇本交流会議での懇談内容、その他一切をメンバー外秘として取り扱うことを全員で徹底します。

参加対象

〇本社、事業所、工場の環境経営推進部門、環境保全・管理部門の方々で、本交流会議の主旨に賛同し、知見・
   情報交流、相互啓発に積極的に参画いただける方。

実務家が企画・運営を主導する体制

   本交流会議はテーマ企画・運営において、「実務家主導」にこだわりを持っています。環境マネジメントに携わる
   実務家の方が運営を主導することにより、より実務課題の解決に直結した議論をすることができます。また、実務
   家同士で同じ悩みを抱えているケースも多く、企業の規模や役職にとらわれずに本音の議論ができます。

メンバー構成:(順不同)

 【運営幹事】 
   三井化学㈱          ESG推進室カーボンニュートラル戦略グループ主席部員
   AGC㈱                       環境安全品質本部環境安全部環境チームマネージャー
   AGC㈱                       環境安全品質本部環境安全部環境チームマネージャー
   サカタインクス㈱             グループ経営企画本部ESG推進部マネージャー
   サカタインクス㈱             グループ経営企画本部ESG推進部
   ㈱ウェザーニューズ        サステナビリティ推進Team Leader
   ㈱竹中工務店                  経営企画室サステナビリティ推進部シニアチーフエキスパート
   *本交流会議のテーマ企画・運営のサポートをいただきます(上記の方々に加え、前期(第15期)参加メンバーにもご依頼中)。

 【前期(第15期)参加企業】
   アズビル㈱         環境推進部環境価値創造グループ
   アフラック生命保険    総務部環境経営推進課
   AGC㈱          環境安全品質本部環境安全部環境チーム
   ㈱ウェザーニューズ     サステナビリティ推進Section / 気候テック事業部CS Section
   SGホールディングス㈱   ESG推進部脱炭素ユニット
   ㈱オリエンタルランド      サステナビリティ推進部
   ㈱カネカ          信頼の生産力センター品質・地球環境センター環境グループ
   サカタインクス㈱      グループ経営企画本部ESG推進部
   JSR㈱          サステナビリティ推進部
   シチズン時計㈱       環境マネジメント室
   ㈱竹中工務店        経営企画室サステナビリティ推進部
   東京ガス㈱         サステナビリティ推進部サステナビリティ企画グループ / 地球環境グループ
   日本信号             TQM推進部
   パナソニックオペレーショナルエクセレンス㈱
                                       品質・環境本部環境経営推進部グローバル連携推進課 / 環境渉外室
   三井化学㈱         ESG推進室カーボンニュートラル戦略グループ / 企画管理グループ
   理想科学工業㈱       環境活動推進部環境企画課 / 製品環境課
   YKK㈱          環境・安全管理部環境・エネルギー管理室環境推進G / エネルギー・施設管理G
    *17社/31名(社名50音順):本社・事業所の環境経営推進・環境安全管理部門 などの部課長及びスタッフの方々

例会の構成

   毎月の例会は、原則、前半が全体会(講演)、後半がテーマ別分科会(グループ討議)の構成となります。
  【気づきを得るための講演】 前半の全体会では、メンバーへの新しい気づきの提供、視野の拡大を目的に、
   環境マネジメント関連のタイムリーな話題や、最新企業ケースを紹介いただける講師をお招きします。

研究テーマ

 【実務的な課題を解決する分科会】

   講演テーマを論点にメンバー各社・各自の問題意識、課題の交流、その後に希望テーマ別分科会を編成し、
   各課題への研究討議を進めます、活動成果は毎期の最終例会で報告し合い共有します。

   〇第16期分科会テーマ候補(キーワード)
        □カーボンニュートラル対応
            (ロードマップ・移行計画作成、削減施策(原料転換、再エネ導入、ICP導入、クレジット利用等)、目標設定(2035年、2050年))
        □サーキュラーエコノミー対応(規制動向、企業事例、サーキュラーデザイン、ビジネスモデル構築等)
        □GX-ETS本格フェーズへの準備(データ収集、算出方法、実績報告、第三者検証、削減実績量、排出量取引等)
        □スコープ3対応(算出方法、削減目標設定、削減策、サプライヤーエンゲージメントなど)
        □製品の削減貢献量、CFPをめぐる動向(算出方法、第三者検証、各国規制)
        □海外情報開示(IFRS ・CSRD・SEC等)への対応方法と課題
          (データ抽出・管理、社内体制構築、開示戦略、ステークホルダーとの連携)
        □SSBJ開示基準(確定版)を踏まえた開示準備(サステナビリティ関連リスク、機会、影響評価、GAP分析、社内体制構築)
        □ESG評価機関(FTSE、S&P、CDP、MSCIなど)への対応(評価機関特性把握、社内情報取集体制構築、評価アップ開示対応)
        □TNFD LEAP対応(自社事業のリスク、機会抽出、ガイダンスに沿った進め方の理解及び検討、目標設定等)
        □気候変動と自然資本の統合的アプローチ
          (TCFD/TNFDを統合した開示・施策、TNFDのリスク機会分析の前提となるシナリオの調査・進め方理解等)
        □炭素以外のプットプリントと活用(水、生物多様性、汚染物質、エコロジカルなど)
        □環境DDの対応(リスク評価、リスク対応、社内体制、データ整備、教育等)

   〇前期(15期)参加メンバーの声
     【全体会について】
       「潮流にあったテーマや、一般的なセミナーでは聞けない事情や詳細なども聞くことができ、勉強になりました。」

       「先進企業の取組事例に加え、コンサルタントや環境省の方を講師に迎える回もあり、普段は聞けないようなお話を
          聞くことができました。」
       「企業の講演では、各社の事業、社風に合わせた開示ストーリーが参考になりました。」

       「生物多様性に関するテーマも取り上げていただき、業務上大変参考になりました。」

     【分科会について】
      「多くの業界の視点をベースに活動できたことで、自身の業界への理解が進むと共に、視野が広がりました。」
       「他社も同様の悩みを抱えていることが分かり、その悩みへのアプローチ方法も聞くことができ、参考になりました。」
       「自身の分科会はもちろん、他の分科会の発表から環境関連全般の知識が吸収でき、大変勉強になりました。」

       「インプット(全体会)とアウトプット(分科会)のバランスが非常に良いと思います。」

入会要領および参加費

申込方法

第16期のお申込みは→こちらからお願い致します。入会ご検討中の方の「体験参加」も承ります。

※お申込みをいただいた方(含む体験参加の方)には、おって第1回例会の詳細プログラムと分科会編成用の
  「アンケートフォーム」をメールでお送りしますので、ご記入後の返信をお願いいたします。

申込先

一般社団法人 企業研究会  担当:研究交流グループ:上島
上島E-mail: kamijima@bri.or.jp

※お気軽にお問い合わせください。

参加費 正会員 220,000円 (本体:200,000円) 一 般 242,000円 (本体:220,000円)

  • 上記費用にて1社より2名様(正・副メンバー)の参加が可能です。 ただし、有志懇親会、その他の特別会合は、
    参加費(各位)を別途ご負担いただきます。
  • お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらお気軽にご相談ください。

FAQ

Q1 見学は可能でしょうか。

はい、可能です。初回、期中を問わず、事前にご予約をいただければ、体験参加を承ります。

Q2 参加費の分割払いや支払い日の指定はできますか。

はい、できます。開催期間中にお支払いいただければ、ご指定の回数の分割払いや請求書の送付日の指定など、柔軟に対応させていただきます。

Q3 会期の途中から参加した場合の参加費はどうなりますか。

すでに終わった回数分を割引させていただきます。

Q4 環境経営部門の実務経験が浅いのですが、参加可能でしょうか。

もちろん、参加可能です。実務経験豊富な実務家幹事・メンバーに運営のご支援をいただいておりますので、安心してご参加ください。