第23期「品質革新マネジメントフォーラム」2023年11月17日開催
第23期の入会お申込みは →こちら ←からお願いいたします(途中参加も承ります)。
第23期 品質革新マネジメントフォーラム メンバー募集のご案内
開催にあたって
近年の大きな社会変容の渦中にあって、このところの急激な円安の流れに沿って製造業の国内回帰が重視されつつあります。一方、SDGs、ESG等サスティナブルなグローバル競争の中、あらためて“ものづくりの真髄である「品質」こそが企業価値を左右する大きなファクター”と言えましょう。
当フォーラムは2000年の発足以降継続して研究討議活動を重ねて参りました。この度、第23期を迎えるにあたり、品質保証部門の役割、期待が益々増大する中で“攻めの品質”を合言葉に新たな付加価値創造を目指し、互いにオープンな議論を通じて絶え間ないイノベーションに挑戦して参ります。是非とも熱意ある多くの関係各位のご参加をお待ち申し上げます。
*正式入会をご検討中の方は、第1回例会に限り無料で体験参加頂けます(要事前予約)。
開催日程: 2023年11月~2024年8月(全10会合、原則13:00~17:00開催)
第1回 | 2023年 11月17日(金) |
第6回 | 4月11日(木) |
第2回 | 12月8、9日(金、土) 合宿研究会 |
第7回 | 5月9日(木) |
第3回 | 2024年 1月18日(木) |
第8回 | 6月中下旬(金、土) 合宿研究会 |
第4回 | 2月8日(木) | 第9回 | 7月11日(木) |
第5回 | 3月7日(木) | 第10回 | 8月29日(木) |
フォーラムの構成/運営要領
基本理念
本フォーラムは、参加メンバーの共同研究と相互啓発を通じて、品質革新に向けた実践方策、経営改革を目指した質の向上、人材育成等の諸問題を取り上げて、主体的にその見解と具体策を交流・討議し合うことを目的とします。
メンバー
本社・事業部・工場等の品質保証部門、品質管理、リスク管理、SDG’s、ESG、環境・安全・衛生部門等の担当幹部、責任者、マネジャー、次世代リーダー、ご担当者まで、幅広い皆様を対象としています。
また、参加メンバーはギブ・アンド・テイクをモットーに主体的に研究討議に参加し、その成果はメンバー間で共有するものといたします。
運営幹事・アドバイザー
メンバーの代表として、本フォーラムの企画・運営・活動にご協力頂くとともに、グループ討議の進行・運営サポートを頂きます。
テーマの決定・ゲストの招聘
メンバーの意見を反映し、関心のあるテーマ、時代の潮流など、運営幹事・アドバイザー・事務局で協議の上、適宜設定してまいります。
テーマに応じ、実務家や専門家等をお招きし、品質保証に関連した様々なテーマについてお話を伺うとともに意見交換も実施いたします。
希望テーマ別のグループ討議 ↓↓↓ ご注目 ↓↓↓↓↓
第23期では、下記A~Eグループで5つのテーマを掲げ、(希望テーマアンケートを実施後)各グループに分かれて、メンバー各社の現状と課題意識などを共有した上で、第2回例会、第3回例会以降、集中的に議論を進めてまいります。
本フォーラムの特徴ともいえるグループ討議活動では、メンバー各位が各々の知見を持ち寄り、自己・自社の課題解決方策、コンセプト、具体的対応策等々について研究討議を行い、他では得難い成果を生みだしています。
Aグループ: 本社部門・事業部門における品質保証部門の新たな役割
みなさんは、品質保証部門の存在意義を考えたことはありますか?
みなさんの会社にとって、品質保証部門が本来行うべき業務が遂行されていますか?
社会の流れに沿って、品質保証のあるべき姿は常に変化しています。Aグループでは、このような流れの中で品質保証の原点に立ち返り、「品質保証部門の新たな役割とは何か」を皆様の経験談も交え、「ギブ&テイク」の精神で討議を進めてまいります。
Bグループ: 高い品質マインドが実現する理想の品質保証
~イノベーションや比類なきJAPAN QUALITYの実現~
今後企業価値を高めるには、イノベーションを進め、比類なきJAPAN QUALITYを実現していくことが重要です。そのためには、品質保証部門のリーダーシップのもと関連部門が“高い品質マインド”をもって共同していくことが大事だと考えます。
品質保証部門が全社から頼りにされ、全社員に“高い品質マインド”を植え付け、さらに醸成していくにはどうしたら良いか。そんな品質保証部門の理想の姿を見出すために、各社、各自の課題や悩み、討議したいポイントを共有することから始め、皆で答えを見出していきましょう。
Cグループ: 次世代を担う品証担当者による、主体的なエンゲージメント向上委員会
前期まで、様々な角度から品証の人財育成の施策や思想を議論してきましたが、そこから導かれた提言は『管理者層が考える「ありたい姿」』を反映した人財育成策になります。
一方で、次世代を担う品証担当者にとっては品質における責任や嫌われ役、さらには求められる幅広い業務知識で、モチベーションを保ちにくくエンゲージメントが低くなった結果、上記育成策とギャップが生じると考えています。
そこで今期は、次世代を担う品証(40歳以下の非管理者層)の皆様と、そのギャップの認識及び分析を通じた主体的エンゲージメント向上、さらには会社と共に成長する事を目的とした管理者層への逆提言となるような議論をして行きたいと思います。
Dグループ: 未来の経営を牽引する品質保証、価値を創出する「攻めの品証」のあり方
価値を創出し続けるには、組織間の対立構造ではなく、事業と品質軸との融合、複数の要求事項を両立させ最適解を求める力が、さらに重要となってきます。
事業としての「実現力」・各部署の「組織能力」を高めるには、現在の品証組織が抱える役割や義務から一旦離れ、非連続の【変革】も含めて品証がどう牽引していくか。自分が経営者だったらどのような将来構想(ありたい姿)を描き、各組織の質を高めていくか。
これからの未来に求められる品質経営のあり方について議論し、「攻める品証」としての具体的な提言にしていきたいと思います。
Eグループ: 経営と現場をつなぐリスクマネジメント
地球環境の変化やデジタル技術の進化等、未知の機会と脅威が増える中で、リスクマネジメントは企業の存続に欠かせない要素となりました。しかし、企業内のリスクマネジメント活動は分散し、連携が不足しているのではないでしょうか。
経営陣から現場スタッフまで一体となった効果的なリスク対応が、製品・サービスの質を高めるために必要です。リスクからチャンスを引き出し、新たな価値を生み出すことに焦点を当て、企業の未来に向けたリスクマネジメントのあるべき姿を実現しましょう。
❖最終例会では、各グループの研究成果・討議内容をご報告頂くとともに、全体で共有してまいります。
❖参加人数によっては、テーマ変更やグループの再編、他グループへの移動をお願いする場合もございます。予めご承知おきください。
合宿研究会(第23期は12月と6月の年2回の開催)や、見学会・懇親会 など
■研究の掘り下げ、ならびに、親睦を図るために、一泊二日にわたる合宿研究会を開催。
■実際の経営現場、企業の工場、研究所等を訪問し、視察見学、取り組み拝聴、意見交流。
■適宜、懇親会等も企画・開催。
■ご参加をいただける際、別途のご参加費をご予定ください。
運営幹事/アドバイザー/昨期メンバー
【運営幹事】 :(社名50音順、お名前省略)
グローリー ㈱ 品質保証本部 リテール品質保証部 品質保証2Gグループマネージャー
コスモエネルギーHD ㈱ サステナビリティ―推進部 リスクマネジメントグループ長
小林製薬 ㈱ 執行役員 信頼性保証本部 本部長
小林製薬 ㈱ 信頼性保証本部 国際品質保証監査グループ 係長
小西化学工業 ㈱ 理事 研究部 品質保証部担当
㈱ 資生堂 品質保証部 品質管理推進2グループマネージャー
㈱ 日立国際電気 品質保証本部 ソリューション品質保証部 主任技師
三菱電機 ㈱ リスクマネジメント統括室
ヤマハ ㈱ 品質保証部 グローバル品質戦略グループリーダー
ほか数氏ご依頼、ご検討中
【アドバイザー】
松浦 強 氏 ジャパンフーズ㈱ 取締役/オフィスM企画 代表
(元 オリンパス㈱ 品質環境本部長)
原 博 氏 H2 Lab. 代表
(元 富士フイルム ㈱ 環境・品質マネジメント部技術担当部長)
一柳 高人氏 MS2i 代表
(元 コニカミノルタ ㈱ 環境経営・品質推進部品質推進グループ課長)
山田 透 氏 ㈱Bizitsパートナーズ シニアパートナー
(元 コマツ 常務執行役員 品質保証本部長)
【昨期(第22期) 参加メンバー企業】 :(社名50音順)
UBE ㈱ 品質保証部 機能品品質保証グループ リーダ
UBE ㈱ 品質保証部 製品安全グループ 主席部員
UBEエラストマー ㈱ ポリエチレン品質管理T TL
㈱ クラレ ベクスター事業推進部 品質保証課 課長
㈱ クラレ ジェネスタ事業部 商品管理部 品質保証グループ 主管
㈱ クラレ イソプレンケミカル事業部 品質・開発統括部
グローリー ㈱ 品質保証本部 品質管理グループグループマネージャー
グローリー ㈱ 品質保証本部 リテェール品質保証部 品質保証2グループ 主任技師
グローリー ㈱ 品質保証本部 ソフトウェア品質保証部 品質保証2グループ主任技師
コスモエネルギーHD ㈱ サステナビリティー推進部リスクマネジメントグループ長
小西化学工業 ㈱ 理事 研究部 品質保証部担当
小西化学工業 ㈱ 品質保証部 品質保証グループ チームリーダー
小林製薬 ㈱ 執行役員 信頼性保証本部 本部長
小林製薬 ㈱ 品質保証監査部 国内品質保証監査グループ 係長
小林製薬 ㈱ 品質保証監査部 国際品質保証監査グループ 係長
小林製薬 ㈱ 品質保証監査部 国際品質保証監査グループ 係長
サンスター ㈱ 薬事・品質保証部品質保証グループ
サンスター ㈱ 薬事・品質保証部品質保証グループ
㈱ 資生堂 品質保証部
㈱ 資生堂 品質保証部
㈱ 資生堂 品質保証部
住友化学 ㈱ レスポンシブルケア部(品質保証) 主席部員
住友化学 ㈱ 健康・農業関連事業品質保証室 主席部員
住友化学 ㈱ 情報電子化学品質保証室 主席部員
セントラル硝子 ㈱ 品質保証統括部 係長
セントラル硝子 ㈱ 品質保証統括部 係長
セントラル硝子 ㈱ 川崎工場 品質保証部
パナソニック ㈱ エレクトリックワークス社 品質・環境センター 品質企画部 部長
パナソニック ㈱ エレクトリックワークス社 品質・環境センター 品質企画部 品質企画課
㈱ 日立国際電気 品質保証本部 主任技師
㈱ 日立国際電気 品質保証本部
丸善石油化学 ㈱ 品質保証部 部長
丸善石油化学 ㈱ 品質保証部 品質保証グループリーダー
三菱電機 ㈱ リスクマネジメント統括室
㈱ 村田製作所 品質保証統括部 品質保証部
ヤマハ ㈱ 品質保証部 グローバル品質戦略グループリーダー
ヤマハ ㈱ 品質保証部 製品コンプライアンスグループ 主幹
(21社、41名が参加)
第23期の年間プログラム / 研究テーマ
第1回例会:(基調講演/オリエンテーション):2023年11月17日(金)13:00~17:30
【基調講演】「竹中工務店における品質経営の展開
~竹中品質経営(TQM)の概要とその実践~」
川合 拓 氏 ㈱ 竹中工務店 TQM推進部長
【オリエンテーション】 前期活動報告/今期討議テーマの概要説明~課題意識共有、
テーマ別グループ討議の仮体験、など
【開 催】会場開催(東京田町)
第2回例会【合宿研究会】 : 2023年12月8~9日(金、土)12/8の13:30~12/9の11:30
【希望テーマ別グループ討議 第1回】
希望テーマアンケートを実施後、各グループに分かれて、メンバー各社の現状と課題などを共有した上で各自・各社の知見・実践事例を持ち寄り、課題解決に向けた方策について、以降、継続して集中討議を進めてまいります。
【開 催】静岡県御殿場市方面での1泊2日の宿泊研修
第3回例会:(アドバイザー講演/希望テーマ別グループ討議) : 2024年1月18日(木)13:00~17:00
【アドバイザー講演】「ものづくりの真髄 ~品質こそ生命~(仮題)」
松浦 強 氏 オフィスM企画 代表/ジャパンフーズ㈱ 取締役
元 オリンパス ㈱ 品質環境本部長
(本フォーラム アドバイザー)
【希望テーマ別グループ討議 第2回】
【開 催】会場開催(東京田町)
第4回例会:(ゲスト講演/希望テーマ別グループ討議) : 2023年2月8日(木)13:00~17:00
【ゲスト講演】 「ご依頼・調整中」
【希望テーマ別グループ討議 第3回】
【開 催】会場開催(東京田町)
以降、上記の開催日程にて進めてまいります。
参加者の声(ご参加アンケート、コメントより抜粋)
❖今期は久々のリアル開催・対面討議で、リモート開催に比べ会話には出さない雰囲気や発言以外のヒソヒソ討議なども出来、より深く理解しながらの討議ができたように思う。自由闊達な雰囲気作りのもとでの討議を幹事のお二人が率先して進めていただけたお陰で、私自身も臆すること無く発言でき、その分得るものも多かったように感じた。
❖会社の組織構造が様々ある中、同じ品証といっても異なる立場からの意見や考えを聞くことができる本フォーラムのような機会は貴重。特に実務からマネジメントへ足を踏み入れつつある自分にとっては勉強になることも多く参加して良かった。
❖様々な切り口で参加各社の状況や皆さんのご意見を聞くことが出来、非常に学びが多い内容だった。参加各社の形態はB2B, B2Cの違いや、取扱製品の違いなどはあるものの、本社部門・事業部門の各品質保証部門の課題は、共通している部分があることも改めて感じることが出来た。また、品質保証業務に於けるChatGPT活用の可能性について討議できたことも、新しいアプローチを感じることが出来た。
❖品証部門においては経営と現場をうまく繋ぎ、製品品質だけでなくサービス、社会的責任も含めた事業全体の質を向上させていく役割が求められると思う。また、ChatGPTのように(もちろんそれに限らず)、新しい技術による品質課題の解決あるいは品質業務のDX推進というのも今後は一つポイントになってくるかもしれないと感じた。
❖「褒められる」機会が少ない部門である。その中で、社内の品質保証部門メンバーのモチベーションを維持・向上させるために、討議した「品質部門の良さ」を、本社部門として各事業の品質保証部門に伝えていくことが、重要な役割と感じた。
❖「源流管理」を会社の組織や仕組み・プロセスだけでなく、課題/問題/解決策の「共感」に基づいて「いかに人と人の良好な関係を構築していくか」を視点とした討議に広がっていき、結構奥深い討議になった。
❖「品質マインド」について新たな討議を開始し今後も継続していけたら、と考える。時代の変遷と共に「品質保証すべき範囲」が広がり「品質保証部門の役割」も拡大・変化していく中であらためて「品質マインド」について議論を深めることはとても有意義だと考える。
参加費、申込要領
【参加費】
【1社1~2名様ご参加の場合】
正会員: 253,000円 (本体価格230,000円+消費税)
一 般: 286,000円 (本体価格260,000円+消費税)
【1社3名様ご参加の場合】
正会員: 308,000円 (本体価格280,000円+消費税)
一 般: 341,000円 (本体価格310,000円+消費税)
・状況により、合宿研究会、見学会、懇親会等を開催の場合は、別途参加費をご予定下さい。
・お支払い時期や分割など、ご希望がございましたらご事情お気軽にご相談ください。
・コンサルティングや事業会社のご担当者以外の方にはご参加いただけない場合もございます。
予めご了解ください。
【申込方法】 下記【1】または【2】のいずれかよりお申込みください。
【1】下記の「こちら」 ↓ からお願いいたします。
第23期の入会お 申込みはこちらからお願いいたします。
【2】担当者宛に下記①~⑪の項目をメールにてご連絡ください。
①御社名:
②郵便番号/所在地:
③主登録者のお名前(ふりがな):
④主登録者のご所属お役職:
⑤主登録者のメールアドレス:
⑥主登録者の電話番号:
⑦副登録者のお名前(ふりがな):
⑧副登録者のご所属お役職:
⑨副登録者のメールアドレス:
⑩副登録者の電話番号:
⑪「正式参加」または「体験参加」のご意向:
❖副登録者2名(合計3名)の場合は、⑦~⑩の追記にてお知らせ願います。
❖折り返し、第1回例会案内ならびに請求書を送らせていただきます。
【申込先】
一般社団法人企業研究会 担当事務局:小野原(おのはら)
〒110‐0015 東京都台東区東上野1-13-7 ハナブサビル
TEL:080-1393-5593 / Email : onohara@bri.or.jp
FAQ Q1 見学は可能でしょうか。
はい、可能です。期の途中の体験参加を承ります。※要予約制
Q2 参加費の分割払いや支払い日の指定はできますか。
はい、できます。開催期間中にお支払いいただければ、ご指定の回数の分割払いや請求書の送付日の指定など対応させていただきます。
Q3 会期の途中から参加した場合の参加費はどうなりますか。
すでに終わった回数分を割引させていただきます。
Q4 品証・品管の実務経験が浅いのですが、参加可能でしょうか。
参加可能です。実務経験豊富な運営幹事・アドバイザーの方々よりサポートをいただいております。安心してご参加ください。
Q5 どのような役職、年齢層の方が参加しているのでしょうか。
マネジャー(課長職層)の方々が中心となりますが、30代前半から40代の方を中心に、20代~60代の方まで幅広い年齢層、様々なお役職の方々が、企業規模やお役職に関わらず意見交換・交流をいただいております。
まずは無料で体験参加ができますので、是非、お気軽にお越しください。
熱意ある実務家の方のご参加をお待ち申し上げます。