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2018年11月19日(月) 発信

例会レポート(見学会)

■2018年11月16日(金)

ヤマト運輸と味の素のOBの方にご協力いただき、見学会を開催しました。

午前中はヤマトグループ羽田クロノゲートを訪問して最新の物流システムを見学させていただきました。
午後は味の素川崎工場で、ほんだしの製造について、かつお節削り体験を交えて楽しく学びました。

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また、それぞれ現場の働き方改革についての事例紹介もあり、ご担当者と意見交換させていただきました。

◆メンバーの感想
【羽田クロノゲート】
   クロノゲートは羽田空港をはじめ、陸・海・空の輸送モードを利用できる施設です。建物内は、事務棟、物流棟のほかに付加価値機能エリアがあり、医療器具の「洗浄」や「印刷」「修理」など多様なサービスを展開しています。「ヤマト=物流」というメージが見事に覆されました。
 物流棟では、仕分け作業や集中管理室を見学しました。一番驚いたのは、仕分けエリアに人が一人もいないことです。人力の作業と自動化の作業が明確に分かれており、生産性の高さを感じました。荷物はセンサーで行き先を確認後、一つずつ「セル(細胞)」と呼ばれる荷物運搬レーンに運ばれますが、この機械のすごいところは、合流地点で流れてくる荷物とぶつからないよう自動で速度を調整する機能があることです。最先端の技術に感動しました。
                                        日本原燃株式会社 企画部 業務刷新・組織活性グループ 渡辺 千晶

【味の素川崎工場】
   ほんだしができるまでの工程見学や、工場内の働き方改革の取組みについてご紹介いただきました。まず驚いたのは、最寄り駅である「鈴木町」という駅名が創業者の名前にちなんでいる上に、駅自体が工場の敷地内であるということに、スケールの大きさと地域と共に発展してきたことを実感しました。工場の中も清潔で、自動化がすすみ、生産性の高さを感じることができました。
   働き方改革の取組みでは、各部門が主体的に改善活動をすすめていることが印象的でした。事務局主導となりがちな活動ですが、うまく現場を誘導し、やらされ感が出ないような工夫(例えば表彰の仕組みやうまくいっている部門の見える化など)をされていること等、大変参考になりました。
                                        日本原燃株式会社 企画部 業務刷新・組織活性グループ主任 中野渡 慶介

◆次回予定
12/20(木)「働き方改革を成功に導くファーストステップとは?(仮)」
富士通総研 チーフシニアコンサルタント 野嶋 和夫氏