「目的指向による新規事業企画力向上研修」ー新しいこと、人と違うことを考え出すための企画力トレーニングー  

講 師

株式会社リーディング・イノベーション 代表取締役社長/新規事業開発上級職人 芦澤誉三 氏

講 師 略 歴

1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約13年間、新規事業開発、及びマーケティング関連のコンサルティングを行なう。その後、一部上場メーカーにて新規事業開発に携わり、別会社として独立し取締役に就任。現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/新規事業開発上級職人として、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、研究テーマ開発など、中小企業の新規事業プロデュースの支援を行なっている。

【専門領域】
新商品・新規事業開発、シーズtoビジネス、フュージョン型新規事業開発

【主な著書・論文】
「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」(企業研究会)、「事業化プロデューサー養成講座」(明日香出版社)、「LLPとLLCの基本と仕組みがよ~くわかる本」(秀和システム)、「技術シーズの新規事業開発への結びつけ方」(経営センサー)東レ研究所、「新規事業意開発の通説と現状を掘り下げる」 (ビジネスリサーチ:企業研究会)、 「新規事業開発に立ちふさがる壁に挑む」(ビジネスリサーチ:企業研究会)、顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー)、等多数。

本研修の特徴

◆「独自性の高い技術とニーズを結び付け、新たな事業を企画立案する考え方と進め方の取得」を目指した構成になっています。
◆講義とグループ演習を組み合わせることで目的指向アプローチのポイントを学んでいただきます。
◆グループ演習は、自社の事業に関連する領域において新規事業テーマの企画立案を行う、リアリティのある内容になっています。

カリキュラム

2日間の開催を想定しております。
ただし、開催日数や講義時間は貴社のご要望に応じて調整可能でございます。

【講義】
もっともらしい常識と新規事業テーマ探索手法の色々
・常識を鵜呑みにしないで、本質を捉える癖をつける
・新規事業テーマ探索が難しい本質的理由
・新規事業のテーマ探索の進め方手法の色々(情報分析型テーマ探索など)
新規事業テーマ探索の基礎と目的指向アプローチの概要
・新規事業、新市場が生まれるメカニズム
・事業を分類して理解する
・目的指向アプローチとは
・目的指向アプローチの全体像
目的指向アプローチによる新規事業テーマ探索の手順
・仮ドメインの意味とつくり方
・仮ドメイン設定の事例
・技術を起点にニーズ指向商品をつくる工夫

【個人演習】
・構造化思考演習

【講義】
・ビジネス構造マップの内容と利用価値
・ビジネス構造マップのつくり方とポイント
・ビジネス構造マップの事例
・ニーズの本質への迫り方(潜在ニーズとは何か、潜在ニーズを掘り起こす考え方)

【グループ演習】
仮ドメインの設定演習
・演習テーマの説明と進め方の説明
・仮ドメインの設定演習
ビジネス構造マップ作成演習
・ビジネス構造マップの作成
『グループ別発表』

【講義】
・サブドメインのつくり方のポイントと使い方
・サブドメインの評価
・顧客マップの作り方(何を軸にセグメンテーションするか)
・フォーカシングと顧客のプロフィール
・顧客価値の捉え方
・顧客価値の種類と大きさ
・基本価値と付加価値の違いと差別化価値のつくり方
・差別化余地という見方で商品・事業を考察する
・新たな顧客価値を創出する上位目的発想

【個人演習】
・事業アイデア例の評価演習

【講義】
・ビジネスモデルの構成要素
・ユニークなビジネスモデル事例
・基本モデルの詳細(新規事業は、要素の調和が大切)
・魅力あるビジネスモデルを作るためのシステム思考
・モノ単体からモノとITの組み合わせ事業への変化
事業特性分析と競争優位構築の考え方
・事業特性の分析と競争障壁のつくり方
・収益モデル業務モデル設計のポイント
・他社との機能連携の考え方
・需要ポテンシャルの推定
・事業化計画の策定

【グループ演習】
ビジネス構造マップ作成の続きとサブドメインの設定演習
・ビジネス構造マップの作成
・ニーズギャップ仮説の抽出
・サブドメインの設定と有望サブドメインの選定
・ターゲット顧客の絞り込みと第1次事業アイデアの立案
【グループ別発表】

スケジュールのイメージ
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カリキュラム例

目的指向アプローチとは

顧客の目的に着目し、目的を徐々に絞込み、絞り込んだ目的に対して、それを実現する手段となる商品・サービスを後から考えていくというアプローチ。
商品・サービスの差別化を考えるのではなく、目的の差別化を考え、差別化した目的を実現する手段を考えれば、自ずと商品・サービスが差別化することになる。

【目的指向アプローチの全体像】
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企業研究会様_社内研修プログラムのご提案240607

ご質問・ご相談は以下担当までご連絡ください。

(一社)企業研究会 民秋(たみあき)
TEL 070-2625-4687
mail tamiaki@bri.or.jp