【オンライン研修】『論理思考力強化プログラム』
本研修はWEB会議システムを利用して開催いたします。
研修内でグループ討議がありますので、マイク・カメラが搭載されているパソコンをご用意ください。
講 師
(株)プロセス・ラボ /(有)ウィルミッツ 代表取締役 松浦剛志 氏
講 師 略 歴
京都大学経済学部卒。東京銀行審査部にて企業再建を担当。その後グロービス(ビジネス教育、ベンチャー・キャピタル、人材事業)にてグループ全体の管理業務、アントレピア(ベンチャー・キャピタル)にて投資先子会社の業務プロセス設計・モニタリング業務に従事。02年人事、会計、総務を中心とする管理業務のコンサルティングとアウトソースを提供する会社、ウィルミッツを創業。06年業務プロセス・コンサルティング機能をウィルミッツから分社化し、プロセス・ラボを創業。業務現場、コンサルティング、アウトソースのそれぞれの経験から培った業務プロセスを理解・改善する実践的な手法を開発し研修・コンサルティングを提供している。
『論理思考力強化プログラム』とは
普段のお仕事で以下のような事はありませんか??
◎部下の報連相が要領を得ない
◎お客様とミスコミュニケーションが多発する
◎メールを読んでも言いたい事が分からない
これらは論理力の不足が原因です。
論理力の不足は仕事で、
◆精度(例えば、理解出来ない・伝わらないから適当になる)
◆速度(例えば、理解する・伝えるための時間が余計にかかる)
◆費用(例えば、やり直しやお詫びなどに無駄な労務費等がかかる)
に悪影響を与えます。
論理力とは、文章や会話を正確に理解し、自分の意思や物事の描写を正確に伝える能力です。誰もが
仕事に必須の能力だとわかっていても、能力強化に向けては大きな難所があります。
その難所というのは、定量化が難しく能力不足を自覚できない点です。たとえば、「部下の報連相が
要領を得ない」と上司は考えても、「上司の理解力が不足している」と部下は考えるのです。
論理力の強化に取り組むためには、客観的に現状の論理力を把握することが最初の一歩です。
『論理思考力強化プログラム』を受講いただく事で
●論理思考力の現状把握
●論理思考力(ロジカルシンキング)の理解・成長
●社内外におけるコミュニケーション能力の向上
これらを身につける事ができます。
■研修スケジュール■
STEP1 事前試験の受験+事前課題の取り組み
(STEP2開始前に提出していただきます。)
↓
STEP2 研修+STEP1で取り組んだ事前課題についてオンライン討議
(WEB会議システムを利用いたします。)
↓
STEP3 事後試験の受験
◆STEP1 事前試験の受験(60分程度)+事前課題の取り組み
■試験例題■
■採点結果例■
◎採点結果は点数だけでなく「論理思考」の分野別の強み弱みの判定がでますので、学習の指針になります。
【 STEP1の狙い】
研修前に受講者様が現状どの程度の論理思考力があるかを認識していただきます。
◆STEP2 研修
【プログラム】
1.思考スタイル
(1)ゴール思考
●筋道を通す前に考えるべき、筋道を通す「先(ゴール)」
●ゴールまでの距離感
ケース:『クレームメールにどのような返信をするか?』
(2)プロセス思考
●ゴールまでの筋道を組み立てる
ケース:『ピンチをチャンスに変えるプロセスは?』
(3)仮説思考
●ゴールもプロセスも仮説がないと見えてこない
●筋道が見えないときは「問題解決」
ケース:『知らないと言わずに考える!(フェルミ推定)』
2.思考スキル
(1)ピラミッド構造
●論理的であるとは筋道が通っていること
●筋道とは「全体⇔部分」や「主張⇔理由」などの二つの関係
●筋道の関係を上下に組み立てると三角形(ピラミッド)になる
(2)MECE
●MECEとは「モレ・ダブりのない状態」を意味する
●ピラミッドを上から下に分解する際の技術
ケース:『新車のセールス、伝える項目は全部で何個?』
(3)グループ・ラベリング
●似たものをグループに括り、共通する意味のラベルを貼る手法
●ピラミッドを下から上に統合する際の技術
ケース:『上司にわかりやすく業務報告をするには?』
(4)帰納法、演繹法
●帰納法:個別の事象から共通概念を導き出す手法
●演繹法:複数の事象から必然的な結論を導き出す手法
●ピラミッドの上と下を結合する際の技術
ケース:『主張をピラミッドにすると・・・?』
(5)【補足】並べ替え
●伝える際の並び替えのルールを理解する
※グループ(3~4人)で、事前課題についてオンライン討議を行います。
討議後、講師より解答例・フィードバックをいたします。
【STEP2の狙い】
論理思考を体系的に学んでいただき論理思考力の理解を深めていただきます。
◆STEP3 事後試験
研修の成果をご確認いただく為に「STEP1」と同様の問題を解いていただきます。
【STEP3の狙い】
受講者様がどれだけ成長したかを確認致します。
ご質問・ご相談は以下担当までご連絡ください。
(一社)企業研究会 民秋(たみあき)
TEL 070-2625-4687
mail tamiaki@bri.or.jp