コンプライアンスを「ジブンゴト」として自覚するための『 “魂”のコンプライアンス研修』

講 師

Big West Brothers Consulting & Solutions 代表  大西 徳昭氏

講 師 略 歴

慶應義塾大学法学部政治学科卒・米国Emory大学経営学修士(MBA)日本郵船株式会社フェアートレード推進グループ長、豪州Sunlover Cruises CEO、(株)ユニエツクス取締役執行役員等経営職を歴任後、現職。日本郵船では定期船・港湾・客船・国際法務/コンプライアンス・物流等多岐にわたる事業を、豪州現法経営職(CEO)を初めとする様々な職位を経験。34年間・通算36ヵ国で、常に英語を駆使しながら、国際ビジネス・プロジェクトに取り組む。現在は自身のビジネス経験を活かしたセミナー講師・コンサルタントとして活動している。
代表的なセミナー■グローバルセミナープログラム:自身の豊富なグローバルビジネス経験を活かし、グローバル人財育成を主眼とした各種セミナー。ビジネス英語速習法習得、英語・日本語プレゼン力増強、異文化対応能力向上、ビジネス思考力・発想力育成・キャリア研修(新人・若手)■コンプライアンスプログラム:6年間で延べ約2万人の国内外のグループ社員にface to faceのリーガル研修を行うという国際法務部長の経験を活かした、他とは全く異なる切り口による実践的かつ有効な企業法務・コンプライアンス活動の実現のためのコンサルティング支援・研修、企業インハウスセミナー経験多数。

プログラム

開催主旨

企業の不正・不祥事が相次ぎ、企業のコンプライアンスに対して社会の眼差しが格段に厳しくなっている現在、企業にとって、役員・社員の皆さんにコンプライアンスの重要性を理解してもらう必要性は日増しに強くなっています。
一方、「コンプライアンスは重要」と声高に叫ばれても、どこかそれは「自分には関係ないもの」、そう、「他人事」として意識の外におかれがちなのも現実ではないでしょうか?
そんなに「大切なこと」が、なぜ、「ジブンゴト」自分にとって大切なものだと思えないのでしょうか? ここに、企業コンプライアンスの取り組みの大きな課題・問題があります。

この研修は、不祥事対応を自ら企業法務部長として担当・経験し、また、多くのクライアントの不祥事の再発防止活動をサポートをコンプライアンスアドバイザーとして経験している私が、
巷に溢れる「デスクセオリー偏重」「知識伝授型セミナー」とは明確に一線を隔し、参加者自らが、「なぜ自分にとってコンプライアンスを理解することが必要なのか」を、様々な角度からの問題提起や実例を通じて、「自ら深く考え」ることにより、コンプライアンスを本質的に「ジブンゴト」として考えるきっかけを作る構成となっています。
必要性を明確に理解すれば、知識は後からいくらでもついて来ます。本当に大切なのは、知識ではなくて、自覚なのです。この研修はコンプライアンスに関する特別な予備知識は必要ありません。新人社員・若手社員から、管理職・経営層まで幅広い方々を対象にしています。またコンプライアンスを自らの職責としている部門の方々には、自らの活動のベンチマークにも活用頂けます。

プログラム

1.はじめに
(1)「魂のコンプライアンス」あなたの参加の動機は?ゴールは?
(2)ありがちな他のコンプライアンスセミナーとの違い
(3)このセミナーのゴールは?

2.そもそもコンプライアンスとは何か?
(1)コンプライアンスの定義・種類
(2)コンプライアンスはなぜ・だれにとって必要なのか

3.コンプライアンス違反(不祥事)の実相
(1)不祥事のメカニズム・日本型不祥事の「原風景」
(2)コンプライアンス違反(不祥事)の現実
(3)不祥事の本質
(4)性弱説:「長いもの」とは何か?
(5)コンプライアンス違反はなぜ防げないのか?

4.コンプライアンス意識の醸成
(1)「考えるコンプライアンス」 なぜ、自分の頭で考えることが必要なのか?
(2)コンプライアンスは誰のためのものか?
(3)なぜ、コンプライアンスは「ジブンゴト」にならないのか?
(4)コンプライアンスは何を・どこを目指しているのか?
(5)バーンアウトする法務・コンプライアンス部門の気持ちを理解する
(6)組織を守る・自分を守る
(7)明日からの「ジブンゴト実践」のために

プログラムについてのご相談、ご質問等は以下担当までご連絡ください。

(一社)企業研究会 民秋(たみあき)
TEL 070-2625-4687
mail tamiaki@bri.or.jp