R&D部門のための事業開発手法

講 師

有限会社エヌ・コンサルタンツ 代表取締役  中小企業診断士 西村 健一 氏

講 師 略 歴

1962年生まれ 大阪府出身   1985年 同志社大学法学部法律学科卒
大手証券株式会社にて経営企画部門スタッフ、中堅・ベンチャー企業のIPOに向けての育成指導や事業戦略策定、システム開発プロジェクトのマネジメントなどを経験後、1999年国内独立系コンサルティング会社に入社、コンサルタントに転身。日本を代表する大手企業から、中堅・中小・ベンチャー企業等まで幅広く指導。取締役東京代表を務めた後、2002年有限会社エヌ・コンサルタンツ設立。代表取締役。

プログラム

プログラム

   1.環境分析による事業開発分野の検討

・外部環境分析から有望分野を策定する
-マクロ環境の変化:PEST分析
-ミクロ環境の変化:5Forces分析
-競争環境分析:3C分析、バリューチェーン分析
・自社分析から進出可能分野を検討する
-競争要因分析:CVCC(カスタマー、バリュー、コア・コンピタンス)
-バリューチェーン分析、事業ポートフォリオ分析

    2.事業コンセプト立案①-ターゲット選定と製品開発コンセプト立案

・ターゲット市場選定
-STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
-ターゲット市場調査の基本手法
・新製品コンセプト立案
-製品開発の類型とそのポイント
-アンゾフの成長ベクトルに基づく事業開発方向性検討
-差別化戦略のポイント
-顧客ニーズの探索と技術シーズの関係
-新製品開発の成功要因
オープン・イノベーションとリバース・イノベーション

    3.事業コンセプト立案②-ビジネスモデルとビジネスシステム

・ビジネスモデル構築
-ビジネスモデルとは何か
-主要ビジネスモデルに対する理解
-ビジネスモデル・デザインの4つの条件とビジネスモデル・キャンパス
・ビジネスシステム構築
-バリューチェーンの検討とコア・コンピタンス
-経営機能への分化とKPIの設定
-ロードマップへの展開

    4.事業リスク要因の抽出と対応

・外部環境前提の変化リスク把握(PEST、5Forces)
-マクロ環境前提の確認と対応策検討
-ミクロ環境前提の確認と対応策検討
・事業構築ステップ上のリスク把握(STAR法)
-参入障壁と技術的優位性による収益可能期間の検討
-市場性(需要、成長可能性、継続性)の検討
-事業化コストの確認と収益性の検討
-内部環境に基づく事業化可能性の検討

ご質問・ご相談は以下担当までご連絡ください。

(一社)企業研究会 民秋(たみあき)
TEL 070-2625-4687
mail tamiaki@bri.or.jp