『フローチャート』と『業務マニュアル』の一体作成法

講 師

(株)プロセス・ラボ /(有)ウィルミッツ 代表取締役 松浦剛志 氏

講 師 略 歴

京都大学経済学部卒。東京銀行審査部にて企業再建を担当。その後グロービス(ビジネス教育、ベンチャー・キャピタル、人材事業)にてグループ全体の管理業務、アントレピア(ベンチャー・キャピタル)にて投資先子会社の業務プロセス設計・モニタリング業務に従事。02年人事、会計、総務を中心とする管理業務のコンサルティングとアウトソースを提供する会社、ウィルミッツを創業。06年業務プロセス・コンサルティング機能をウィルミッツから分社化し、プロセス・ラボを創業。業務現場、コンサルティング、アウトソースのそれぞれの経験から培った業務プロセスを理解・改善する実践的な手法を開発し研修・コンサルティングを提供している。

プログラム

開催主旨

   業務改善・引継ぎ・監査に対してフローチャートと業務マニュアルを用意することは、一般的な対応としては悪くありません。
   しかし、残念ながら多くの場合、『マニュアル自体が属人化し引き継がれない』『業務の変更にフローチャートの改変がついていかない』といった悩みとともに、フローチャートと業務マニュアルが形骸化してしまいます。

   株式会社プロセス・ラボが提唱するアプローチは、
      【1】2つの連動性を高めフローチャートを業務マニュアルの索引に活用すること
      【2】業務プロセスを正確に可視化する新発想のフローチャートを活用すること・・・ この2つです。

プログラム

   1.フローチャートと業務マニュアルの「あるべき姿」を検討する
         
・なぜ、業務マニュアルは後任に利用されないのか?
         
・フローチャートを補完的な位置づけから目次に変える
         
・一体作成法の意義フローチャートの概念を理解する
   2.従来の一般的なフローチャートの問題点を考える
   3.新しいフローチャートの考え方を理解する
   4.フローチャートをグループワークで作成する
   5.場合分け・並列処理・情報の流れ方の表現方法を理解する
   6.業務単位の切り出し方&業務マニュアルとの関係を理解する

≪このような悩みを解消できる新しいフローチャートです≫
      ・パワーポイントやVISIOなどの描画ソフトでの作成が前提となっており、修正等のメンテナンスが手間
      ・描画であるため、複雑な条件分岐や多数の同時並行作業などを描くことが難しく、単純化された業務の概観を
         可視化できても、多岐に渡った「現実の業務」の可視化が難しい
      ・タスク(作業)のフローに焦点をあてており、ドキュメントや情報そのもののフローを理解し難い
      ・タスク(作業)の粒度の定義が難しく描き手によって、属人的出来栄えになる

ご質問・ご相談は以下担当までご連絡ください。

(一社)企業研究会 民秋(たみあき)
TEL 070-2625-4687
mail tamiaki@bri.or.jp