第5期 実践的リスクマネジメントコース

開催にあたって

   本コースは、内部統制(リスクマネジメント・コンプライアンス)の業務にかかわる経営者および責任者、管理者、担当者を対象とし、今後のリスクマネジメントおよびコンプライアンスの取り組みを、どうすれば実効性を高めていくことができるのかという観点から実践的かつ実務的な対応方法を詳細に解説いたします。すでにリスクマネジメントの取組みをしていても、形式的になっていたり、その実効性に疑義を感じている企業も少なくありません。現場を巻き込み、リスクマネジメント活動を効果的なものにしていくためには、どうすべきか。全社的な対応ができるようにするためには、リスクの定義を明確にするとともに、より社会的なリスクまでもを捉え、コンプライアンスの視点からリスクの範囲を段階的に広げていきながら、マネジメントできる習慣を組織内部に浸透させていくことで、適時的確にリスクに対応できる体制が構築されます

これまで様々な組織の不祥事や再発防止に取り組んできた経験豊富な講師が、具体的なケーススタディをもとに、内部統制構築にあたっての本質的な狙いや留意点を指摘します。特に、最先端の企業の取組み事例をもとに、コンプライアンス意識の浸透とリスクマネジメントを融合させた取り組みについても紹介します。さらに、人材育成のあり方まで踏み込むことで、形式的な取り組みから脱却し、実効性ある取り組みへと変容するための実践的な取り組み方法について解説します。

本講師は、この分野で最も人気の高い講師の一人であり、普段は駆け足な説明の機会しかありませんでしたが、じっくり話を聞きたいという方には最適なコースです。
   本コースを受講していただくことで、そもそも何のために内部統制(コンプライアンス・リスクマネジメント)を構築しなければならないのか、起点から見つめ直し、自分の組織に合った内部統制をどのように構築するかを考えるきっかけとなり、実践で活かす効果的な体制整備を行うためのヒントを得ることができると思います。
   なお、プログラム内容及び取扱うケーススタディは適宜変更され、連続で参加頂いている受講生の方々に応じて、各回の内容がずれる可能性がある点は御容赦ください。

開催日程

2018年9月~2018年12月

第1回 9月11日(火) 第3回 11月14日(水)
第2回 10月9日(火) 第4回 12月11日(火)

実践的リスクマネジメントコースの特徴

1.講演から様々な事例を学び、自社の組織に合った内部統制をどのように構築するかを考えるきっかけに繋がります。

2.本では学ぶことができない、実務上の障を乗り越えるための方策を学ぶことができます。

会場

厚生会館 (東京・麹町)

 

講師 

大久保 和孝氏 /(公認会計士・公認不正検査士)
 EY新日本有限責任監査法人 経営専務理事 ERM本部長 

【講師プロフィール】

厚生労働省年金特別会計公共調達委員会委員長、文部科学省公的研究費の適正な管理・監査に関する有識者会議、経済産業省情報セキュリティガバナンス研究会WG、国土交通省航空局コンプライアンスアドバイザリー委員会、建設業における内部統制のあり方に関する研究会、長野県コンプライアンス推進参与、林務部改革推進委員会、教員の資質向上教育制度のあり方検討会議、鎌倉市コンプライアンス推進参与、浜松市コンプライアンス推進担当官、大津市企業局コンプライアンスアドバイザー、横浜市コンプライアンス顧問、日本年金機構における業務受託のあり方等に関する調査委員会、(独)量子科学技術研究開発機構自己評価委員会、経済同友会社会的責任経営委員会副委員長、憲法問題委員会副委員長、JA 全農改善計画検証委員会、パロマ第三者監査委員会委員、中間貯蔵・環境安全事業株式会社ガバナンス及びコンプライアンス関する有識者委員会、日本能率協会KAIKA 大賞審査委員会審査員、不二家信頼回復会議対策委員、PTB(パチンコトラスティボ-ド)監視委員会、麗澤大学経済研究センター「倫理研究プロジェクトECS2000」作成メンバー、(公)徳川ミュージアム・三徳庵・監事、(一)交渉学協会理事、沖縄県公共政策研究所理事、(医)河北医療財団評議員、(一)大学IR 総研 評議員、アフリカ起業支援コンソーシアムモニタリングボード、総務省地域力創造アドバイザー、夕張市、京丹後市、釜石市地域創生アドバイザー、日南市特命大使(政策)、(一)リアス観光創造プラットフォームアドバイザー(気仙沼)復興応援キリン絆プロジェクト、「東北復興農業トレーニングセンタープロジェクト」「地域創生トレーニングセンタープロジェクト」運営委員、社会イノベーター公志園実行委員、慶應義塾大学福澤諭吉記念文明塾アドバイザー、長野県農業大学校客員教授、早稲田大学、京都大学、横浜国立大学等、複数の大学非常勤講師、特定非営利活動法人 アイ・エス・エル 運営幹事

【主な著作(共 著)】

・日経産業新聞連載「デジタル時代のリーダー論」①~⑩(2017年7月~9月)
・日刊工業新聞連載「実践的リスクマネジメント」(1)~(46)(2008年10月~2009年9月)
   その他共著多数

 

例会内容

第1回例会 2018年9月11日(火)14:00~16:30
内容:「経営環境の変化に適応したリスクマネジメントを実践するためには」

1.経営環境の変化に適応したリスクマネジメントを導入する際に留意すべき視点
(1)企業を取巻く環境変化の分析と対応すべきリスク
(2)リスクマネジメントは何のために行うのか
~組織のビジョンの実践とリスクマネジメント
~唯一の解決策のなき課題への対応力
(3)経営視点から見たリスクマネジメント体制の構築にむけたポイント

2.リスクマネジメントとコンプライアンスの関係について
(1)会社法上の内部統制とリスクマネジメント・コンプライアンス
~リスクマネジメントとコンプライアンスの関係をどう位置付けるか
(2)リスクマネジメントを経営として取り込むための留意事項

3.環境変化と経営管理上のリスクについて
(1)企業不祥事にみる経営取り巻くコンプライアンスリスク
(2)コンプライアンス問題の本質的な理解と対応すべき課題
(3)経済社会の構造を踏まえたリスクとの向き合い方
(4)リスクマネジメントを成功させるためのカギ

第2回例会 2018年10月9日(火)14:00~16:30
内容:「リスクマネジメントの本質~危機管理としての内部統制への対応」

1.内部統制(会社法)が考えている制度的な理解
(1)内部統制制度の歴史的考察にみるリスクマネジメントの本質
(2)何故、内部統制構築が必要なのか~危機管理の視点から
(3)企業不祥事と内部統制との関係について

2.不祥事組織のケーススタディにみる危機管理の在り方
(1)ケーススタディを通して見るリスクの本質と対応
(2)ケーススタディを通して見る危機管理への対応方法
(3)危機管理への対応を効果的にするための内部統制の構築

3.組織風土と内部統制の構築
(1)組織風土とは何か
(2)不祥事を起こしやすい日本的組織風土の特徴
(3)行動規範をベースにした内部統制の構築と具体例

第3回例会 2018年11月14日(水)14:00~16:30
内容: 「効果的なリスクマネジメント体制の構築方法」

1.実践的なリスクマネジメントを成功させるポイント
(1)センシティビティの高い人材育成とリスクマネジメント
(2)リスク感覚を現場に浸透させるために必要なこと

2.モチベーションリーダーシップと組織的センシティビティの高揚

3.リスクマネジメント体制の具体的な構築にむけて
   (1)P-D-C-Aサイクル体制の構築上の留意点
(2)リスクマネジメント体制の具体的な構築方法
(3)リスクマネジメントをより効果的にしていくためには

第4回例会 2018年12月11日(火)14:00~16:30
内容:「内部統制への取り組みを組織に浸透させるための具体的な方法」

1.リスクマネジメント委員会の設置と活動方法

2.リスクマネジメント意識を現場に浸透させるためには
(1)リスクマネジメントを効果的にするための行動規範の作成方法
(2)社員の意識改革と行動規範の活用
(3)リスクマネジメントを引っ張っていくリーダー人材の育成方法

3.浸透させていくための施策について
(1)研修プログラム、各種施策の在り方
(2)思考力を鍛えるための施策

4.不祥事発覚時の対応方法についてのまとめ

5.理念経営の実践と持続的成長にむけてリスクマネジメントが果たす役割

6.質疑応答

申込要領

申込方法

下記申込ボタンもしくはFAXにて必要事項をご記入の上、お申し込みください。
折り返し、受講票・請求書を送らせていただきます。

第5期
参加申込フォーム

申込先

一般社団法人企業研究会 担当:村野武彦
〒102‐0083 東京都千代田区麹町5-7-2
MFPR麹町ビル2F(旧麹町31MTビル2階)
TEL:03-5215-3512
FAX:03-5215-0951

*お気軽にお問い合わせください。

参加費

【全日参加費】

<正会員>
108,000円(本体価格100,000円)

<一 般>
129,600円(本体価格120,000円)

【一日参加費】
<正会員>
32,400円(本体価格30,000円)

<一 般>
35,640円(本体価格33,000円)

・費用は1名分(消費税込)です。