[事業コード] 171496
海外リスク対応の内部監査の戦略と進め方
①日本企業が手薄な海外リスク対応 -内部監査の関わり方と実務展開
②事例に学ぶわかりやすく説得力のある海外内部監査の対応策と実施上のコツサブ

開催日時・会場

2017年07月18日(火曜日) 10:30~17:30
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)

受講対象

内部監査(監査役室)部門、内部統制部門、経理・財務部門、経営企画部門、法務部門等の
スタッフ、マネジャーの方々

講 師

公認会計士・公認内部監査人   
UDトラックス株式会社 監査役  藤井 範彰氏

プログラム

開催にあたって

≪ 藤井講師からのメッセージ≫
◆日本企業の海外リスク対応の課題と内部監査のあり方
   経営のグローバル化が進み、海外子会社の内部監査も益々身近なものになる中で、海外固有の監査対応の必要性は理解が進んできました。しかし経営を支える内部監査として、何のために何をしに海外に行くかという監査の目的や戦略は、まだ検討が十分でないことがあります。
   一方で、日本企業のグローバル経営には経営のビジョンや戦略及び意思決定構造の不明確さ、さらにはグローバル人材不足などが指摘され、また外国では、贈収賄防止法関連の巨額な制裁金や海外支店の不正に起因する企業の崩壊など桁違いの海外リスク事案が見られます。
   こうした日本企業が経営課題として直面する海外リスクは、海外子会社に対するガバナンスやリスク管理対応を含めて、そのまま海外リスクにどう対処するかと言う戦略上の重要課題を内部監査に投げかけています。
   そこで、海外監査の実務の詳細に入る前に、まずは従来からの日本企業の海外リスク対応及び海外監査への反省も踏まえて、これからの内部監査のあり方や監査方法の対応策を検討します。

◆失敗しない海外監査の進め方の実務解説
   海外子会社の内部監査には、言葉の壁や法制度や文化の違いなど国内とは勝手が違う難しさがあり、慣れない海外監査に失敗する例も見られます。そこでは、国内監査に比べて一段と高い監査の対応能力が求められます。こうした海外監査の対応スキルや知識は、それだけでも準備が大変ですが、進め方にはコツがあって、問題となりやすい課題ごとに対応策を講じておけば失敗を防ぎ、監査の出来栄えも良くなります。
   今回は、海外監査の中でも一般的な海外出張型の内部監査を中心に、海外監査を成功に導く実務上の留意点を解説します。とりわけ海外で問題になりやすい事項を中心に、監査の事前準備から計画、往査及び報告までの全工程を視野に入れて、実務経験を踏まえて検討します。その中で海外に特徴的なリスクや監査上の取り扱い方法を事例を挙げて紹介します。併せて、中長期的な視点からの海外監査の監査体制のあり方も検討します。

プログラム

第1部:海外リスク対応のために内部監査は何をしたらよいか
      ―日本企業の海外リスク対応の課題と内部監査のあり方―

   海外リスクを巡る今日的な経営課題を前に、内部監査は何ができるのでしょうか。海外監査の進め方という本題に入る前に、何のために何をしに海外に監査に出かけるかという点を検討します。これはどのような監査対応で経営に貢献するかという監査戦略の話であって、企業のガバナンスや経営管理への貢献という点で監査を見直すきっかけになればと思います。

   1. 日本企業に見られる海外子会社のガバナンスの課題
   2. 日本企業によるこれまでの海外内部監査の特徴と今後の課題
   3. ガバナンスとリスク管理を意識した海外監査の切り口と対応方法の例
       ・現地子会社のコンプライアンス体制の監査
       ・CSAを活用した親会社によるモニタリングの監査
       ・ビジネス・モデルで考える経営監査の視点

第2部:失敗しない海外監査の進め方

   1. 海外監査のグランドデザイン ー海外往査の事前検討のポイント
         海外監査の往査計画を立てるに際して、事前に検討しておくべき事項を一通り説明します
       ・監査モデルの検討、チーム編成・外部人材の活用や外注の扱い、現地との事前アレンジ、
           作業ステップと日程管理、監査アプローチ、データ分析の活用など

   2. 海外監査で対応に困る、または見過ごしやすい特徴的な問題対応
       ・国内監査とは勝手が違う海外監査の留意点
       ・海外固有の問題で特に注意しておきたい指摘事項・改善提案の事例解説
            ―海外固有の職務分離、利益相反、人事労務関連その他―

   3. 海外監査の監査報告の課題と対応
       ・海外監査における監査報告会の実務課題と対応策
       ・監査報告書の様式と報告作業の段取り

   4. 海外監査の成熟度に合わせた監査体制構築のポイント
         これまでの話のまとめとして、海外監査の成熟度に応じた発展モデルを提示し、中長期的な視点から
         将来を見据えた海外監査の体制づくりについて検討します。
       ・監査組織、人材、ナレッジ、監査手法等の面から出張型監査からグルーバル監査までを解説

<質疑応答&意見交換>
         講義をベースに質疑応答および自由な意見交換の場を設けます。

※ 内容は若干変更する場合もあります。予めご承知おき願います

受 講 料

会員:43,200円(本体 40,000円)/一般:46,440円(本体 43,000円)

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担 当

居代(TEL 03-5215-3550 )

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