[本セミナーは募集を終了いたしました]
事業投資・撤退、M&Aのための事業価値評価
-資本コストの概念、「DCF法」の基本手順・留意点と“事業計画の読み方”
開催日時・会場
2017年03月16日(木曜日) 10:00~17:00
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講対象
経営企画・経理・海外事業・新規事業開発・事業管理(投資・撤退)部門等ご担当の方
講 師
株式会社クリフィックスFAS マネージング・ディレクター 竹埜 正文氏
プログラム
開催にあたって
事業投資・撤退、M&Aの経営意思決定の局面において、定量的な価値判断として、「事業価値評価(バリュエーション)」が行われます。一方、事業価値評価にあたっては、対象事業あるいは取引についての理解はもちろんのこと、多様な評価手法の特徴や評価結果の読み方についての理解も欠かせません。また、DCF法で用いられる「資本コスト」は投資・撤退、M&Aの投資判断を決める要素でもあり、「資本コスト」の概念と実際のレベル感の理解が重要であるといえます。
本講座では、投資判断、事業価値評価における主要な手法の特徴と活用方法、「資本コスト」の整理を含む評価の基本について、「最近の事例」も参照しつつ平易に解説します。また、経営判断で一般的に用いられる「DCF法」による評価については、計算手順から“事業計画の読み方”等の留意点まで、具体的な演習、ケース・スタディーも交えて理解を深めて頂きます。
プログラム
〔1〕事業投資・撤退と価値算定(バリュエーション)
1.バリュエーションの必要性
2.株主・資本市場の視点
3.投資・撤退基準と資本コスト
4.買収価格の会計への影響
5.最近の投資撤退事例 ~価値算定の観点から
6.海外投資の判断
〔2〕投資判断の基本
1.投資判断の基本 【ケース・スタディー】
2.投資関連指標の比較
(1)回収期間法 (2)現在価値法(NPV) (3)内部利益率法(IRR)
3.資本コストとは何か
(1)概念の整理 (2)CAPMによる類推 (3)加重平均資本コスト (4)事例
〔3〕事業価値評価の基本
1.事業価値評価の基本 【ケース・スタディー】
2.バリュエーション手法の整理 ―メリット・デメリット―
(1)コスト・アプローチ <純資産方式>
(2)インカム・アプローチ <配当還元方式 / 収益還元方式(DCF法)>
(3)マーケット・アプローチ <比準方式 / 取引事例方式 / 市場株価方式>
(4)その他 <税務方式>
3.総合評価のポイント
4.プレミアム・ディスカウント
〔4〕DCF法による評価と留意点
1.基本手順の確認
2.計算手順
(1)フリーキャッシュフロー (2)割引率 (3)残価 (4)企業価値・株主価値計算
3.評価事例
4.DCF法の留意点
5.【演習1】 DCF法を実際に使ってみる
6.“事業計画の読み方”と検討のポイント
7.【演習2】 ケース・スタディー(DCF法・倍率法による総合的な評価)
※「〔4〕演習」では電卓を使用しますので、セミナー当日ご持参ください。
※副教材として、講師著『数字の意味がキチンとわかる!株式価値評価入門』(中央経済社)を当日ご参加者に
配付いたします
受 講 料
会員:41,040円(本体 38,000円)/一般:46,440円(本体 43,000円)
※公開セミナーに関するお問い合わせやご質問は、「よくあるご質問(FAQ)」をご参照下さい。
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※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
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お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
担 当
上島(TEL 03-5215-3516 )