[本セミナーは募集を終了いたしました]
М&Aを成功させるビジネスデューデリジェンスの具体的アプローチと手法
開催日時・会場
2017年02月10日(金曜日) 13:30~16:30
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講対象
М&Aご担当の方
講 師
A.T.カーニー株式会社 プリンシパル 窪川 泰氏
プログラム
開催にあたって
経済のボーダーレス化、グローバル競争が激化する中、企業成長や事業再編の戦略的手法としてМ&Aの重要性が一段と高まっています。М&A取引を行う際に、投資対象企業や事業実態を把握するビジネスデューデリジェンスの作業は欠かせません。デューデリジェンスが不十分な場合、適正価格より高い買い物となってしまったり、購入後にデメリットが表出するなどのリスクがあります。
そこで本セミナーでは、担当者が知っておくべきビジネスデューデリジェンスの具体的な手法を基本から解説いたします。検証項目の特定、検証手法の特定、プロジェクト管理上の要点などの解説を中心に、М&Aを成功に導くために必要なデューデリジェンスの基本知識を具体的に詳解いたします。
プログラム
1.ビジネスデューデリジェンスの重要性
1)企業成長におけるM&Aの位置付け
2)М&Aの成否はビジネスデューデリジェンスの質により決まる
3)М&Aを成功に導くビジネスデューデリジェンスの4原則(陥りがちな罠への対処法)
・投資目的を明確にしているか=何を検証するか明らかか
・目的を達成するための、検証体制を構築しているか
・「高値買い病」を避けようとしているか
・М&A=“目標達成の「スタート地点」”を意識したものになっているか
2.成功するビジネスデューデリジェンスのアプローチ、手法
1)ビジネスデューデリジェンスの構成、全体像
2)全体のプロセスと初動の重要性
3)初動でしなければならない12の項目
<検証項目の特定>
・基本ファクトパック(市場、競争状況、対象会社の観点からカバーすべき項目)
・М&A戦略ストーリー(ディールタイプ別の見るべき項目)
・DAY1仮説(投資命題を掲げ評価するのは3領域)
<検証手法の特定>
・データリクエストおよび質問表(取得が必須なデータ)
・対象会社インタビューリクエスト
・外部インタビューリスト
・消費者サーベイ(主に消費財の場合)
・文献検索(一般文献、アナリストレポートなど)
・想定分析資料(「モック」基本的なデューデリジェンス分析アプローチ)
・経済性計算ワークシート(モデル)の骨組み(経済性計算シートの構造)
<プロジェクト管理上の要点>
・工程管理(デューデリジェンスの分析ワークプラン)
・コミュニケーションリスト・外部巻き込み
・外部専門家の使い方
3.プライベートエクイティーのビジネスデューデリジェンスから学ぶ
1)プライベートエクイティーとは
2)プライベートエクイティーの仕組み
3)コーポレートとプライベートエクイティーファンドとのビジネスデューデリジェンスに対する
考えの違い
4)失敗に学ぶ(ビジネスデューデリジェンスの失敗)
※講師と同業企業・同職種の方はご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。
受 講 料
会員:32,400円(本体 30,000円)/一般:35,640円(本体 33,000円)
※公開セミナーに関するお問い合わせやご質問は、「よくあるご質問(FAQ)」をご参照下さい。
※会員価格適用については「正会員・グループ企業(会員価格適用)一覧」よりお調べいただけます。
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
担 当
倉島(TEL 03-5215-3515)