[本セミナーは募集を終了いたしました]

[事業コード] 161368
海外内部監査と英文監査報告書の実務
   ―失敗しない海外監査の進め方と英文監査報告書の書き方―
   ―事例に学ぶわかりやすく説得力のある海外監査のコツと英文報告書の書き方―

開催日時・会場

2016年08月23日(火曜日) 10:30~17:30
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)

受講対象

内部監査(監査役室)部門、経理・財務部門、経営企画部門、CSR担当部門等のスタッフ、マネジャーの方々

講 師

公認会計士・公認内部監査人
 ABボルボ コーポレートオーディット日本担当ダイレクター
 (兼) UDトラックス株式会社 監査役             藤井 範彰氏 

プログラム

開催にあたり

【藤井講師からのメッセージ】
   海外子会社の内部監査には、言葉の壁や法制度や文化の違いなど国内とは勝手が違う難しさがあり、慣れない海外監査に失敗する例も見られます。そこでは一段と高い監査の対応能力が求められますが、進め方にはコツがあって、問題となりやすい課題ごとに対応策を講じておけば失敗を防ぎ、監査の出来栄えも良くなります。
   今回は、グローバル経営という観点から内部監査は海外で何を監査すればよいか、という点をまず取り上げます。それから、海外監査の中でも一般的な海外出張型の内部監査を中心に、海外監査を成功に導く実務上の留意点を解説します。とりわけ海外で問題になりやすい事項を中心に、監査の事前準備から計画、往査および報告までの全工程を視野に入れ、実務経験を踏まえて検討していきます。海外に特徴的なリスクや監査上の取り扱い方法を解説します。併せて、中長期的な視点からの海外監査の監査体制のあり方も検討します。
   上記のような海外監査の進め方を一通り押さえた後に残る課題は英文レポートの作成です。海外の監査には慣れていても英語で監査報告書を書くのは自信が持てない内部監査人は少なくなく、報告書作成の外部委託も見られます。その背景には、参考となる標準フォームがないとか、事例や文献が少ないとか、実務研修の機会がないなどの事情があります。
   今回はそのようなニーズに対応して、英文内部監査報告書の様式や指摘・改善提案の文例を挙げて事例を解説しながら留意点を説明いたします。また、監査のプロならここで間違わないでほしいという英語表現や日本的な言語慣行思考習慣から書いた英文が海外で意図したように伝わらないといった例も、併せて紹介します。

プログラム

第1部: 海外監査チームによる海外監査の課題と対応策

1.内部監査は海外で何を監査したらよいか
         経営のグローバル化が進む中で海外子会社の内部監査はますます身近なものになってきています。
         しかし、一方で日本企業のグローバル経営に関しては、例えば子会社に何を期待しているか経営の
         ビジョンや戦略がはっきりしない、企業グループ内の意思決定構造が不明確である、グローバルな
         人材が育っていない、などの問題も指摘されています。
         こうした今日的な経営の課題を前に、内部監査は何ができるのでしょうか。
         海外監査の進め方という本題に入る前に、何のために何をしに海外に監査に出かけるかという点を
         簡単に検討しておきます。

2.海外監査の事前検討のポイント
         海外監査の往査計画を立てるに際して、事前に検討しておくべき事項を説明します。
            ・監査モデルの検討、チーム編成・外部人材の活用や外注の扱い、現地との事前アレンジ、
               作業ステップと日程管理、監査アプローチ、データ分析の活用など

3.海外監査で対応に困る、あるいは見過ごしやすい特徴的な問題対応
         海外固有の問題で特に注意しておきたい事項を取り上げて解説します。
            ・海外固有の職務分離、利益相反、人事労務関連その他

4.海外監査の成熟度に合わせた監査体制構築のポイント
         中長期的な視点から将来を見据えた海外監査の体制づくりについて検討します。
            ・監査組織、人材、ナレッジ、監査手法等の面から出張型監査からグルーバル監査までを解説

第2部: 英文による内部監査報告書の書き方

1.英文内部監査報告書の標準様式
         参考になる英文報告書の標準フォームがほしいという声に応えて、一般的に実務の参考になる
         英文監査報告書の様式のパターンをいくつか紹介し、構成や記載項目の考え方を説明します。

2.指摘事項、改善提案の事例検討と書き方
         海外監査によく見られる指摘・改善提案の事例を英文で(あるいは英和対訳で)紹介し、どのような
         ロジックをどのような文章表現で書くかを事例を見ながら理解を深めていただきます。
         例えば、職務分離を表すSegregation of Dutiesという用語は知っていても、どのような文章表現で
         問題提起すればよいか、そのようなニーズに具体的に答えようとするものです。

3.国際的な監査のプロフェショナルとして気を付けたい英文レポートの書き方
         日本人が自然に身についた言語表現や文化や思考方法が、海外では誤解を招いたり意図したように
         伝わらないことがあります。また監査のプロフェッショナルならここは押さえてほしいという英語
         表現や用語の使い方もあります。そのような事例をその対応案も含めて紹介します。
         例えば:
            ・日本語の一般的な言い回しを英語にすると欠点が目立ってしまう例
            ・ロジカルに考える欧米人に誤解されやすい日本人の気配りの利いた文章表現
            ・監査報告書では気を付けたいビジネス英語と英文法のルール

《質疑応答&意見交換》 講義をベースに質疑応答および自由な意見交換の場を設けます。

※内容は若干変更する場合もあります。予めご承知おき願います

受 講 料

会員:43,200円(本体 40,000円)/一般:46,440円(本体 43,000円)

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担 当

居代(TEL 03-5215-3516 )