SDGs(持続可能な開発目標)の戦略への組み入れと情報開示の基礎とケースを学ぶ
開催日時・会場
2019年02月21日(木曜日) 13:00~17:00
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)
受講対象
SDGsへの貢献を組み入れた戦略の策定を検討している企業の経営企画、IR部門、環境部門などをはじめとする
関連部門のご担当者
講 師
キュー・エム・コンサルティング 取締役社長 公認会計士 松原 恭司郎氏
プログラム
開催にあたって
国連によるSDGs(持続可能な開発目標)の採択(2015年9月)、そしてこれを受けた経団連によるSDGsに配慮した「企業行動憲章」の改訂(2017年11月)、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)によるESG(環境・社会・ガバナンス)要因を考慮した投資のスタート等、社会・環境に配慮した戦略策定の重要性が高まっています。
本セミナーではSDGsに係るグローバルな潮流を概説し、SDGsの戦略への組み込みのパターンと情報開示について、先行企業のケースを戦略マップ等を用いて見える化しながら検討します。
プログラム
1.SDGsに係るグローバルな潮流を理解する
国連のSDGs、ESG投資など、企業活動を巡るサステナビリティという新たな潮流を、
グローバルと日本の双方の動きから概観します。
(1)SDGsの背景と概要
(2)SDGs関連のキーコンセプト
・CSV(共通価値の創造)、TBL(トリプル・ボトムライン)
・ESG(環境・社会・ガバナンス)投資
・統合報告書とIIRCの「I<IR>フレームワーク」
(3)SDGsに関連する主なフレームワークの概要
・UNGCの「SDG Compass」他
2.SDGsを組み込んだ戦略マネジメントとその進め方
SDGsへの配慮を、単に負のリスク要因として捉えるのではなく競争戦略として位置づけた
戦略策定とマネジメントのアプローチを検討します。
(1)戦略マップとビジネスモデル・マップの基礎と構造
(2)SDGsを組み込んだ戦略マップのテンプレート
・「戦略マップ(CSV・SDGs版)」のテンプレートの構造と特徴
・アウトカム(成果)として「社会価値・環境価値」を明示
(3)SDGsを組み入れた戦略構築のアプローチ
・ポーターのCSV、UNGCの「SDG Compass」他を踏まえたアプローチ
3.SDGsを組み込んだパターンと情報開示のケース
SDGsの戦略への組み込みのパターンとその情報開示について、先行企業のケースを
戦略マップ等で見える化しながら検討します。
(1)SDGsに貢献する製品/サービスの開発のケース
(2)バリューチェーン/サプライチェーンの改善・改革のケース
(3)地域エコシステムの構築のケース
受 講 料
会員:34,560円(本体 32,000円)/一般:37,800円(本体 35,000円)
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担 当
公開セミナー事業グループ(TEL 03-5215-3514 )