[事業コード] 182075
マニュアル策定・法令研修だけに頼らないコンプライアンス対策
~”忖度”と”らしさ”から不祥事を起こさない企業風土について考える~

開催日時・会場

2019年02月05日(火曜日) 13:30~16:30
企業研究会セミナールーム(東京・麹町)

受講対象

法務、総務、監査部門のご担当者

講 師

西村あさひ法律事務所 弁護士(元 TBS報道記者)   鈴木 悠介氏

プログラム

 開催にあたって

   このセミナーは、「各種コンプライアンスマニュアルも策定した。頻繁に法令研修も実施している。当社は十分なコンプライアンス対策を講じているはずだ。だが、不祥事の発生を防ぐためにはこれらの施策だけで本当に十分なのだろうか」といった疑問をお持ちの会社に向けたセミナーです。いくらマニュアル策定や各種法令研修を実施しても「仏作って魂入れず」の状態となってしまっては意味がありません。そこから一歩先、実効的なコンプライアンス対策としては、企業風土の問題に真剣に取り組む必要があります。本セミナーでは不祥事を起こさない企業風土について
“忖度”と“らしさ”という二つのキーワードから考えたいと思います。
   いわゆる「森友問題」をきっかけに世間の注目を集めた「忖度」という言葉ですが、本来、忖度は適切になされる限り、組織の意思決定やコミュニケーションを円滑化させる「妙薬」となるはずのものです。しかし、元報道記者・弁護士としての視点から、数多くの企業不祥事を分析してみると、そこには忖度と組織的な不祥事との繋がりが見て取れるのも事実です。本セミナーでは、とある企業をモデルとしたケーススタディを通じて、過度な忖度や忖度の常態化が企業不祥事に繋がっていくメカニズムを明らかにすることで、受講者の皆様には、企業不祥事を起こさない企業風土作りに役立つ気付きを得てもらいたいと考えています。どこの組織にも「忖度」はある以上、このケーススタディは、他人事とは思えないはずです。
   また、「忖度」とならんで「らしさ」というキーワードを通じて、企業不祥事を分析してみると見えてくるものもあります。「らしさ」の欠如が企業不祥事に繋がったケースもあれば、逆に過度な「らしさ」の追求が企業不祥事に繋がったケースもあります。こうした「らしさ」を意識したコンプライアンス意識の向上策についても、詳しく解説いたします。

 プログラム

1.マニュアル策定・法令研修頼みのコンプライアンス対策の弊害
      (1) “コンプライアンス疲れ”
      (2) “仏作って魂入れず”“名ばかりコンプライアンス”
      (3) 実効的なコンプライアンス対策としての企業風土への取組

2.“忖度”とは
      (1) “忖度”の本来の意味は
      (2) これまでの“忖度”という言葉はどのように使われてきたのか
      (3) “忖度”は、日本特有の文化?

3.とある企業をモデルにしたケーススタディ
      (1) 経営危機に苦しむ名門企業をV字回復に導いた一人の幹部
      (2) 幹部に対する“忖度”が名門企業にもたらしたもの
      (3) 忖度される側のストーリーと忖度する側のストーリーの乖離

4.“忖度”の効能と副作用
      (1) “忖度”には効能もあれば、中毒性・副作用もある
      (2) “忖度”の副作用の4類型
      (3) “忖度”の各副作用からもたらされる企業不祥事の4類型
                  ①暴走型
                  ②あうんの呼吸型
                  ③佞臣型
                  ④ガラパゴス型

5.“忖度”の副作用が生じやすい組織、副作用の抑え方
      (1) 忖度する側の立ち居振る舞いではなく、忖度される側の立ち居振る舞いが重要
      (2) “忖度”がもたらすコミュニケーション不全
      (3) 山本七平氏の「空気の研究」から学ぶ

6.“らしさ”から考えるコンプライアンス
      (1) “らしさ”の欠如がコンプライアンス違反に繋がった例
      (2) “らしさ”の追求がコンプライアンス違反に繋がった例
      (3) “らしさ”を意識したコンプライアンス意識の向上策とは

<質疑応答>

※講師と同業企業・同職種の方はご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。

受 講 料

会員:32,400円(本体 30,000円)/一般:35,640円(本体 33,000円)

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担 当

金井(TEL 03-5215-3550 )

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